40秒で支度しな

読み : ヨンジュウビョウデシタクシナ

「40秒で支度しな」は相手に早く準備をして欲しい時に発するセリフである。
1分でもあっという間に過ぎるのに、40秒という少ない時間で準備をさせるという鬼のような言葉である。

40秒で支度しなの元ネタ

「40秒で支度しな」はスタジオジブリのアニメ映画『天空の城ラピュタ』の登場人物・マ=ドーラのセリフが元ネタである。
マ=ドーラは空中海賊・ドーラ一家の女頭領で、シータがムスカに囚われ、失意のうちに家に帰り着いたパズーをドーラ一家が待っていた(というより勝手に上がり込んでいた)。ドーラはシータの持つ飛行石を狙っているため、ムスカからシータの奪還を目論む。シータを助けるためにパズーは敵であるドーラに自分も連れて行って欲しいと願い出る。その時にドーラが発した言葉が「40秒で支度しな」である。

ドーラ

パズー
「シータをさらいに行くの?」

アンリ(ドーラの三男)
「嫁はいらねえ。飛行石さ」

パズー
「石だけじゃダメだ。あの石はシータが持たないと働かないんだ。
おばさん、僕を仲間に入れてくれないか。シータを、助けたいんだ」

ドーラ
「甘ったれんじゃないよ。そういうことは自分の力でやるもんだ」

パズー
「そうさ、僕がバカじゃなくて力があれば守ってあげられたんだ。
ラピュタの宝なんかいらない、お願いだ」

ドーラ
「ボソッ(その方が娘が言うこと聞くかもしれないね)
二度とここへは帰れなくなるよ」

パズー
「わかってる」

ドーラ
「覚悟の上だね?」

パズー
「うん」

ドーラ
「40秒で支度しな」

パズーはゴーグルを装着し、鳩小屋を開け、「みんな元気で」と飼っている鳩に挨拶だけ済ませるとドーラ達とシータ奪還に向かった。
劇中ではパズーの準備時間は10秒程度しか描かれていないが、現実的には40秒だと鳩に挨拶する余裕はなく、ゴーグルを取ってくるだけで精一杯だろう。服を選んだり髪をセットしたり出発前のティータイムを楽しむ時間などあるはずはない。