チェス盤をひっくり返す

読み : チェスバンヲヒックリカエス

「チェス盤をひっくり返す」は思考が行き詰まった時に、相手と自分の立場を入れ替え、相手の思考・戦略を推測する思考法。

チェス盤をひっくり返すの元ネタ・意味

「チェス盤をひっくり返す」はゲーム/アニメ『うみねこのなく頃に』の主人公・右代宮戦人(うしろみやばとら)のセリフが元ネタ。
戦人は思考や推理に行き詰まった時に「ここでチェス盤をひっくり返すぜ」と前置きし、相手の立場になって考えることで活路を見出す「チェス盤思考」と名付けられた論理的思考法を用いる。

「チェス盤思考」は義母の霧江が考えだしたもので、戦人は霧江の影響を受け、考えに行き詰まった時に「チェス盤思考」を用いて推理する。
自分の視点からでは分からないことも、相手の視点から考えてみると見えてくることがあり、相手ならどういう戦略で来るかを考える。作中では犯人の立場になって考え、犯人ならどういう行動をするかを考えるための思考法である。
「チェス盤をひっくり返す」というのはチェス盤の裏表をひっくり返すという意味ではなく、チェス盤を180度水平にひっくり返して自分と相手の視点を入れ替えて考えるという意味である。
※「ひっくり返す」は「裏返す」という意味をはじめ、「逆の状態にする」という意味がある

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