ガルパンはいいぞ

読み : ガルパンハイイゾ

「ガルパンはいいぞ」は、アニメ『ガールズ&パンツァー 劇場版』を観た者が感想を求められたときに口にする言葉である。
興行収入は22億円を超え、深夜アニメの映画化としては「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編] 叛逆の物語」(20.8億円)に次ぐ歴代2位の記録を達成した。ちなみに歴代1位は劇場版『ラブライブ!』の28.6億円。
「ガジェット通信」の「アニメ流行語大賞2016上半期」にて金賞を受賞。

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ガルパンはいいぞの意味

アニメ『ガールズ&パンツァー 劇場版』の感想を聞かれた者は、「ガルパンはいいぞ」とこぞって口にする。
ではなぜ見どころや要約を解説せずに「ガルパンはいいぞ」とだけ口にするのか?
それにはこんなワケがある。

『ガールズ&パンツァー』は元々は深夜アニメとして放送され、2015年11月に劇場版が公開された。公開前の下馬評は決してよくなかったが、テンポの良いストーリー、迫力ある映像と音、伏線の回収など、期待以上の内容で好評を博した。

『ガールズ&パンツァー 劇場版』は戦車、車、映画などさまざまなネタが盛り込まれており、各ジャンルのマニアでもうかつに感想を言えないぐらいクオリティの高い内容であった。加えて映画のネタバレを避ける意味もあり、「ガルパンはいいぞ」という言葉で感想を表さざるを得なくなった。「ガルパンはいいぞ」というもはや感想とはいえない言葉に、ガルパンおじさんたちの「言語能力の低下」まで指摘される始末。

ガルパンおじさんが「ガルパンはいいぞ」としか言わない心情をわかりやすく説明した画像がある。なるほど、ガルパンおじさんの心の中ではこんな葛藤があったのか。

ガルパンはいいぞの元ネタ

「ガルパンはいいぞ」の元ネタは、『ガールズ&パンツァー 劇場版』の公開年と同じ2015年6月に公開された映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』であるとされる。

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『マッドマックス』は1979年から続くオーストラリア発のアクション映画のシリーズの4作目にあたる。
次々に訪れる危機に対応する主人公たち、最初から最後まで目が離せない展開、アクション映画のイイトコどりをしたような観客を楽しませる出来栄えであった。
見どころがたくさんありすぎて一言では伝えられない、できればネタバレを避けたいという心理から、「マッドマックスはいいぞ」としか言えなくなった。

『マッドマックス』から約5ヶ月後に公開された『ガールズ&パンツァー 劇場版』でも同様の現象が起き、感想を求められた人の多くは「ガルパンはいいぞ」と口にするしかできなかったのである。