カルチェラタン(コクリコ坂から)

読み : カルチェラタン

カルチェラタンはジブリ映画『コクリコ坂から』に登場する港南学園の文化部部室棟の名称。カルチェラタンは原作には登場せず、アニメ映画版のオリジナル設定。カルチェラタンは取り壊される予定であるため新聞部部長の風間俊と生徒会長の水沼史郎ら学生が反対運動を起こす。以降のストーリーはネタバレとなるので記載しないが、アニメ映画版の物語の主軸となる建物。新聞部では「週刊カルチェラタン」という新聞を発行している。

カルチェラタンの由来・意味

カルチェラタンはフランスのパリにある同名の地名が由来となっている。正式にはカルチエ・ラタンと表記し「Quartier latin」と綴る。カルチェはフランス語で「地区」を意味し、ラタンは「ラテン語」を意味する。カルチェ・ラタンは「ラテン地区」または「教養のある(ラテン語を話す)学生がたくさんいる地区」という意味を持つ。

カルチェ・ラタンは学生街で、古くはラテン語が共通語として話されていた。カルチェ・ラタンは学生運動のメッカであり、映画『コクリコ坂から』では学生がカルチェラタン取り壊し反対運動を行ってる点が共通しているため、学生運動という共通点から命名したのだと推測される。コクリコもフランス語であるため、作品にフランスの要素が色濃く盛り込まれている。
※カルチェ・ラタンはパリの左岸、セーヌ川の南に位置する。

日本では1968年6月21日に東京神田駿河台の学生街で起こった解放区闘争は「神田カルチェラタン闘争」と呼ばれている。フランス・パリのカルチェ・ラタンが学生運動のメッカであったことから、解放区闘争が組まれた。東京都千代田区駿河台周辺は「日本のカルチエ・ラタン」「神田カルチエ・ラタン」と呼ばれることもある。

週刊カルチェラタン

週刊カルチェラタン

画像:cinematoday.jp

コクリコ坂から