わらしべプロトコル

読み : ワラシベプロコトル

「わらしべプロトコル」はアニメ化された『氷菓』をはじめとする米澤穂信の小説<古典部>シリーズの主人公・折木奉太郎(おれきほうたろう)が使った言葉。

「わらしべプロトコル」の意味・由来

「わらしべプロトコル」という言葉は造語で実在しないが、「わらしべ」は「わらしべ長者」が由来となっている。「わらしべ長者」はおとぎ話のひとつで、貧乏だが正直者の男が持っていたワラが物々交換を繰り返し、最後には長者(お金持ち)の娘と結婚して大金持ちになる話。「プロコトル」は「(外交上の)儀礼、協定」を意味するが、もう少しくだいた意味では相互に決められた「手順、約束事」となる。つまり”物々交換という約束事”を意味していると解釈できる。
※ネット通信における「プロコトル」はコンピューター同士が通信を行う際の約束事を指すが、元々は人と人の間でのやりとりでの約束事として用いられる言葉。

アニメでは第15話『十文字事件』で奉太郎が「あの小麦粉、わらしべプロコトルで手に入れてものなんだ。代わりに何かくれ。なければプロトコル終了でいいんだが」と摩耶花に小麦粉の代わりを要求。
第16話『最後の標的』では古典部に訪れた姉が奉太郎が手鏡を持っていることに疑問を持ち、奉太郎「これはわらしべプロコトルで手に入れたものなんだ。万年筆が手鏡になった」、姉「要するに物々交換ってこと?」と聞き返す。
(原作『クドリャフカの順番』)