ジョジョの奇妙な冒険元ネタまとめ第7部・SBR

読み : ジョジョノキミョウナボウケンモトネタマトメダイナナブ

ジョジョの奇妙な冒険元ネタまとめ第7部・SBR

【第七部・SBR】
ジャイロ・ツェペリ
牙(タスク)
サウンドマン
マウンテン・ティム
ポコロコ
ホット・パンツ
オエコモバ
アクセル・RO
ブラックモア
ウェカピポ
マジェント・マジェント
スティーブン・スティール
ファニー・ヴァレンタイン大統領

ジャイロ・ツェペリの元ネタ・由来

「ツェペリ」というファミリーネームはジョジョシリーズではおなじみのツェペリ一族と同じ、ただしこれまでのシリーズとは違いSBRはパラレルワールド的な世界となっている。「ツェペリ」はイギリスのハードロックバンド『レッド・ツェッペリン』が元ネタ。

「ジャイロ」はジャイロボールなどに代表されるジャイロ回転が由来となっている。物体が自転運動をすることで姿勢を乱されにくくなる現象をジャイロ効果と呼ぶ。彼が使う鉄球の「回転」の技術と「ジャイロ回転」をかけたネーミングと思われる。

ジャイロの鉄球の回転によってスタンド同様のヴィジョンを持つ技術『ボール・ブレイカー』はロックバンドAC/DCの楽曲『Ballbreaker』が元ネタ。

ジャイロ・ツェペリのモデル

モデルとなっているのは18世紀フランスの死刑執行人シャルル=アンリ・サンソン。代々パリで死刑執行人を勤めたというサンソン家の4代目で、ルイ16世やマリー・アントワネットなどの処刑にも関わっている。
死刑執行人でありながらも死刑廃止論者であったことや、サンソン家は死刑執行人でありながら医師でもあったことなどジャイロ・ツェペリのモデルとなっている部分が見受けられる。シャルル=アンリ・サンソンがジャイロのモデルであることは作者の荒木飛呂彦自身が公言している。

牙(タスク)の元ネタ・由来

「牙(タスク)」はイギリスのロックバンド『フリートウッド・マック(Fleetwood Mac)』1979年に発表した同名のアルバム名およびその収録曲『牙(タスク)』が元ネタとなっている。
フリートウッド・マックは1967年にイギリスで結成され、40年以上に渡って活動しているロックバンド。アルバム『牙(タスク)』はイギリスでは1位、アメリカのビルボードチャートでは最高4位を獲得。「タスク」はシングルとしても発売され、英米両方でトップ10に入っている。

牙(タスク)

サウンドマン(イン・ア・サイレント・ウェイ)の元ネタ・由来

サウンドマンは作中の登場時には「サンドマン」と周りから呼ばれている。
この「サンドマン」の元ネタはアメリカのヘヴィ・メタルバンドMetallica(メタリカ)の楽曲『エンター・サンドマン(Enter Sandman)』が元ネタ。

「イン・ア・サイレント・ウェイ」はアメリカのジャズ・トランペット奏者マイルス・デイヴィスが1969年に発表したアルバム、及び収録曲『In A Silent Way』が元ネタ。
エレキ楽器を導入することでそれまでのアコースティックジャズから脱却しフュージョンという新しいジャンルへの先駆けになった作品とされている。

マウンテン・ティム(オー!ロンサム・ミー)の元ネタ・由来

「マウンテン・ティム」という名前はオールマン・ブラザーズ・バンドの『Mountain Jam(マウンテン・ジャム)』という楽曲が元ネタ。

スタンド名の「オー!ロンサム・ミー」はアメリカのカントリー・ミュージシャン「ドン・ギブソン(Don Gibson)」の楽曲『Oh Lonesome Me』が元ネタとなっている。

マウンテン・ティムの愛馬「ゴーストライダーズイン・ザ・スカイ」は1948年にスタンジョーンズによって発表されたカントリーミュージックの楽曲名が由来。
この曲は多くのアレンジがされており、タイトルも変わっていたりするが、その中には『カウボーイ・レジェンド』というものもある。

ポコロコの元ネタ・由来

「ポコロコ」という名前はアメリカのジャズピアニストバド・パウエル(Bud Powell)の楽曲『Un Poco Loco(ウン・ポコ・ロコ)』が元ネタ。「Un Poco Loco」というのはスペイン語で、日本語に訳すと「少しおかしい」という意味になる。

ポコロコの乗る愛馬「ヘイ!ヤア!」はアメリカのヒップホップデュオ『アウトキャスト(OutKast)』の楽曲『Hey Ya!』が元ネタとなっている。

ホット・パンツ(クリーム・スターター)の元ネタ・由来

「ホット・パンツ」はファンクの帝王とも呼ばれるシンガー・ジェイムス・ブラウンが1971年に発表した楽曲『Hot Pants(ホット・パンツ)』が元ネタ

スタンド名の「クリーム・スターター」についてはハッキリとした元ネタがわかっていないが、イギリスのロックバンド『クリーム』、あるいは同じくイギリスのエレクトロロック・バンド『プロディジー』が1996年に発表した楽曲『ファイヤースターター(Firestarter)』が元ネタではないかと言われている。この曲はドラマ『踊る大捜査線』でもBGMとして使用されていたので聞き覚えがある人もいるかも。

ホット・パンツの愛馬である「ゲット・アップ」はこちらもジェイムス・ブラウンの楽曲『Get Up (I Feel Like Being a)Sex Machine』から。日本でも「ゲラッパ」や「セックスマシーン」としてよく知られている曲。

オエコモバの元ネタ・由来

「オエコモバ」という名前は「ラテンの王様」「マンボの王様」などと呼ばれるアメリカのミュージシャン「ティト・プエンテ」の楽曲『Oye Como Va(オエコモバ)』が元ネタ。「Oye Como Va」は日本語では「僕のリズムを聞いてくれ」という意味になる。1970年にサンタナがカバーしたことによって世界的に大ヒットした。

アクセル・RO(シビル・ウォー)の元ネタ・由来

「アクセル・RO」はアメリカのロックバンド・ガンズ・アンド・ローゼズ(Guns N’ Roses)のボーカリスト『アクセル・ローズ(Axl Rose)』が元ネタ。
スタンド名の「シビル・ウォー」も同じくガンズ・アンド・ローゼズが1990年に発表した楽曲『Civil War』からとなっている。

ブラックモア(キャッチ・ザ・レインボー)の元ネタ・由来

「ブラックモア」はイギリス出身のギタリスト「リッチー・ブラックモア(Ritchie Blackmore)」から。ハードロックバンド・ディープパープルの元メンバーであり、その後レインボー、ブラックモアズ・ナイトなどで活動。ロックギターにクラシックを取り入れ、その後のハードロック界に多大なる影響を与えたたギタリストとして知られている。

スタンド名「キャッチ・ザ・レインボー」はリッチー・ブラックモアが1975年に結成したバンド・レインボーのデビュー・アルバム『銀嶺の覇者』に収録されている同名の楽曲『Catch The Rainbow』が元ネタとなっている。

ウェカピポ(レッキング・ボール)の元ネタ・由来

「ウェカピポ」は日本の音楽ユニット『SOUL’d OUT』の楽曲『ウェカピポ』が元ネタ。「ウェカピポ」とは「Wake Up People」をカタカナにしたものである。これまでジョジョシリーズでは洋楽のミュージシャンや楽曲を由来としてきたが、日本のミュージシャンから名前を採ったのはウェカピポが初めてとなっている。SOUL’d OUTと荒木飛呂彦は対談もしており、その際に名前の使用許可を得ている。


「レッキング・ボール」はブルース・スプリングスティーンの楽曲『Wrecking Ball』が元ネタ。

マジェント・マジェント(20th Century BOY)の元ネタ・由来

「マジェント・マジェント」は日本の音楽ユニット『SOUL’d OUT』の楽曲『Magenta Magenta(マジェンタ マジェンタ』が元ネタ。「ウェカピポ」と同じく日本のアーティストからシリーズで初めて名前が採られた。この楽曲はジョジョ第二部に登場する「エイジャの赤石」をモチーフとして作られており、歌詞にも「エイジャ」が登場する。メンバーがジョジョのファンであったことからこのような縁が生まれた。

スタンド名「20th Century BOY」はイギリスのロックバンド『T・レックス(T.Rex)』が1973年に発表した楽曲『20th Century BOY』が元ネタ。浦沢直樹のマンガ『20世紀少年』のテーマソングともなっている。

スティーブン・スティールの元ネタ・由来

「スティーブン・スティール」という名前はアメリカのシンガーソングライター『スティーヴン・スティルス(Stephen Stills)』が元ネタ。ソロの他、バッファロー・スプリングフィールドやクロスビー・スティルス・ナッシュ&ヤングなどのグループで活躍した。

妻のルーシー・スティールの「ルーシー」はビートルズの楽曲『Lucy in the Sky with Diamonds(ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイアモンズ)』が元ネタ。アルバム『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』に収録されている。

ファニー・ヴァレンタイン(D4C)の元ネタ・由来

大統領ファニー・ヴァレンタインの名前はリチャード・ロジャース&ロレンツ・ハートによって作詞作曲されたジャズスタンダード曲『マイ・ファニー・ヴァレンタイン(My Funny Valentine)』が元ネタとなっている。

「D4C」とは「Dirty deeds done dirt cheap」の略であり、これはオーストラリアのロックバンド「AC/DC」が1976年に発表したアルバムタイトル及びその収録曲『Dirty Deeds Done Dirt Chaep』が元ネタとなっている。これを訳すと「いともたやすく行われるえげつない行為」となる。日本では『悪事と地獄』という邦題で発売された。

「D4C-ラブトレイン-」の「ラブトレイン」はアメリカのソウルトリオ『オージェイズ』の楽曲『Love Train』が元ネタ。