Jamiroquai(ジャミロクワイ)

読み : ジャミロクワイ

Jamiroquaiはヴォーカル/リーダーのジェイソン・ケイ(ジェイ・ケイ)を中心としたイギリス出身のアシッド・ジャズバンド。結成から現在まで唯一在籍しているのはジェイ・ケイであり彼の話題がよくあがるため、彼のソロプロジェクトと思われがちだがバンドとして活動している。※アシッド・ジャズはジャズ、ファンク、ハウスなどを取り入れたダンス色の強いジャズ。

Travelling Without Moving

Jamiroquaiの由来・意味

Jamiroquaiは「即興演奏」を意味する「Jam Session」と北米インディアン・イロコイ族(Iroquois)を由来として組み合わせた造語で、”イロコイ族とジャム・セッションする“という意味がある。未来の世代のことを考えて行動するというイロコイ族の思想に共感したことから、「8世代後の人々にどのような影響を与えるのかということを考えて行動したい」という想いを込めている。

イロコイ族

正確にはイロコイ族は単一部族ではなく、セネカ族、オノンダーガ族、カユガ族、オネイダ族、タスカローラ族、モホーク族6つの部族が集まった部族国家・イロコイ連邦の総称として呼ばれている。イロコイの連邦制度はアメリカの連邦制度の元に、ハクトウワシの国章もイロコイのシンボルが元に、言論・信教の自由といった思想もイロコイからアメリカに受け継がれ、アメリカの父・ベンジャミン・フランクリン、第3代アメリカ大統領トーマス・ジェファーソンなどにも影響を与えている。

イロコイは女性に選挙権を認めた最初の集団/国家であり、民主主義による自由と平等を実現する先進的な思想を持った部族国家。そうした思想に影響を受けてバンド名に取り入れたのだろう。

インディアンがよく被っているような羽のついた帽子をジェイ・ケイがかぶっている理由は、バンド名の由来を知ると納得がいく。
Rock Dust Light Star

バッファーローマン/メディシンマン

角が生えたJamiroquaiのマスコット的キャラクターは、「バッファローマン(buffalo man)」と呼ばれている。日本ではバッファーローマンと言えばキン肉マンの登場キャラのイメージが強いので混同を避けるためにメディシンマン(Medicineman)と呼んでいる。メディシンマンはネイティブアメリカン(インディアン)などの先住民族の中で、呪術師であり薬草などの知識に長けた医師のような役目をもつ者を指す。このキャラクターはジェイ・ケイが自分のシルエットをスケッチしたものから生まれたそう。

ジャミロクワイ

『Virtual Insanity』:
床やソファーが動いているように見えるが実は30人がかりで部屋の壁を押して動かしている。MTV Video Music Awardsで4部門を受賞。『Virtual Insanity』は「仮想狂気」という意味で、歌詞の内容は作られた現実(仮想)の中で生きる未来への警告。