t.A.T.u.

読み : タトゥ

t.A.T.u.(タトゥ)はロシア出身のリェーナ(エリェーナ・セルゲーエヴナ・カーティナ))とユーリャ(ユーリヤ・オリェーゴヴナ・ヴォルコヴァ))による女性2人組のユニット。
2人はレズビアン・カップルであるというイメージで売り出されていたが、2人はレズビアンではないそうだ。
2003年にテレビ朝日の『ミュージックステーション(Mステ)』に出演した際、番組途中でドタキャンするなど問題行動が取り上げられることが多かった(詳しくは後述)

t.A.T.u.の由来・意味

t.A.T.u.は元々はТАТУというプロジェクト名で活動しており、
ТАТУはロシア語で「Та любит ту(ター・リュービト・トゥー)」の略で、
英語で「This (girl) loves that (girl)」という意味がある。
ロシア語の「Y」は英語の「U」に該当するため、英語では「TATU」と表記されるが、すでにTatuという同名バンドが存在していたため、表記をt.A.T.u.とした、というのがプロジェクト名の由来である。
「Tatu」は英語では「刺青」という意味だが、元は「ТАТУ」=「This (girl) loves that (girl)」という意味のプロジェクト名であるため、「t.A.T.u.」=「刺青」というわけではない。

t.A.T.u.はリェーナとユーリャの2人だけのユニットではなく、プロデューサー、作詞・作曲者、マネージャーも含むプロジェクトの総称であり、ユニットとしてリェーナとユーリャの2人を指す時は「татушки(タトゥーシュキ)」と呼ぶ。
また、リェーナとユーリャのどちらかを指す時は単数形の「татушка(タトゥーシュカ)」を使う。

ミュージックステーションのドタキャン騒動とその後

t.A.T.u.は2003年6月27日に『ミュージックステーション』に出演し、番組の冒頭では2人は確かに出演していたが、途中で2人は番組出演を放棄したため演奏が行われなかった。
タモリは「t.A.T.u.が出たくねぇ、ということです。控え室から出てこないと言うことです。」と解説。どうやら控え室にこもって出てこなくなったようだ。
生放送であるため編集が出来ず、t.A.T.u.の次に演奏する予定だったThee michelle gun elephant(ミッシェルガンエレファント)が順番を変えて演奏したが、その後もt.A.T.u.は現れなかったため、急遽ミッシェルがもう1曲演奏することとなった。

このドタキャン騒動のためにt.A.T.u.の2人はワガママであるとのイメージがついてしまい、その後の記者会見を見た視聴者から反省の色が見えないとの声も寄せられ、日本での人気が急降下してしまった。
しかし、これはプロモーション、話題作りのためにプロデューサーのイワン・シャポヴァロフにやらされたというのが真相であり、2人がだだをこねたわけではなかったようだ。
騒動から10年後の2013年6月にリェーナは朝日新聞のインタビューにて真相を明かし、ドタキャン騒動を起こしたことを後悔していると語った。
また、リェーナは東日本大震災の直後に被災した子供たちを支援するために『Keep On Breathing』という曲をインタネットでリリースし、曲の売上を支援団体を通じて寄付している。

さらに『Gomenasai(ゴメンナサイ)』という曲も作り、日本での復帰を望んでいる。
「go made a sign」と聞こえなくもないが、空耳で「ゴメンナサイ」と聞こえるのではなく、ちゃんと「ゴメンナサイ」と歌っているのだ。