ハエ・ハエ・カ・カ・カ・ザッパ・パ

読み : ハエ・ハエ・カ・カ・カ・ザッパ・パ

「ハエ・ハエ・カ・カ・カ・ザッパ・パ」は、アメリカのミュージシャン、フランク・ザッパの1983年発表のアルバム『The Man From Utopia』の邦題である。
『The Man From Utopia』は意訳すると「理想郷からやってきた男」という意味なので、「蝿(ハエ)」も「蚊(カ)」も原題には含まれていない。

ハエ・ハエ・カ・カ・カ・ザッパ・パ

ハエ・ハエ・カ・カ・カ・ザッパ・パの元ネタ

『The Man From Utopia』のタイトルがなぜ「ハエ・ハエ・カ・カ・カ・ザッパ・パ」という邦題になったのか?
それにはこんな元ネタがある。

『The Man From Utopia』が発売された1983年の2年前の1981年、日本では郷ひろみと榎本明が出演するキンチョールのCM中のセリフ「ハエ・ハエ・カ・カ・カ・キンチョール」が流行っていた。「ハエ・ハエ・カ・カ・カ・キンチョール」を元ネタに「ハエ・ハエ・カ・カ・カ・ザッパ・パ」というめちゃくちゃな邦題がつけられたわけである。

当時「ハエ・ハエ・カ・カ・カ・キンチョール」が流行っていたという理由もあるが、もうひとつ理由がある。
上の邦題が書かれているジャケットではわかりにくいが、下のジャケットをご覧いただくと、フランク・ザッパがハエ取りのようなものを持ち、ハエと蚊を叩き落としている様子が描かれている
あっ・・・(察し)
野外ライブでは照明に虫が集まってくるため、ハエ取りで虫を叩き落としているのだろう。原題の「ユートピア(理想郷)」とは真逆の世界観である。

Man From Utopia

こちらが元ネタになったキンチョールのCM