ゲームセンターCX

読み : ゲームセンターシーエックス

ゲームセンターCXはフジテレビCS放送、ONE/TWO/NEXT(ワンツーネクスト)の番組。よゐこの有野晋哉がファミコン、スーファミ、ディスクシステム、PCエンジンなどの懐かしのゲームに挑戦していく「有野の挑戦」をメインにした内容。

2017年11月の時点で第16シーズンまで放送されており、DVD-BOXや同番組の企画から生まれたニンテンドーDS用ソフト『ゲームセンターCX 有野の挑戦状』が発売されるほどの人気番組。2014年早春に映画『ゲームセンターCX THE MOVIE』が公開。

有野は決してゲームが上手いわけではないが、番組スタッフと協力して難易度の高いゲームのエンディングを目指す姿勢が共感を集めている。

『たけしの挑戦状』『アトランチスの謎』『プリンス オブ ペルシャ』といったファミコンから、PCエンジン『カトちゃんケンちゃん』、ファミリートレーナー『突撃!風雲たけし城』、メガドライブ『大魔界村』、ディスクシステム『スーパーマリオブラザーズ2』など、様々なゲームに挑戦。

ゲームセンターCXの由来・意味

「ゲームセンターCX」のタイトルに含まれる「CX」の由来は、フジテレビのコールサイン「JOCX-TV」

コールサインは、テレビ局やラジオ局を含め、各無線局に割り当てられている識別信号を意味する。コールサインを略してフジテレビのことを「CX」と呼んだりする。つまり、「CX」はフジテレビを意味している

「JOCX-TV」はアナログ放送時のコールサインであるため、デジタル放送は「D」が加わった「JOCX-DTV」となっている。他局は「JOAX-TV(日本テレビ)」、「JORX-TV(TBSテレビ)」、「JOEX-TV(テレビ朝日)」といった感じ。

『ゲームセンターCX 有野の挑戦状』の元ネタ

『有野の挑戦状』のタイトルの元ネタは、1986年に発売されたファミコンソフト『たけしの挑戦状』。

本ゲームは、ビートたけしの発案で理不尽な謎解きが多く取り入れられ、異常に難易度の高い”不条理ゲーム”として知られている。いわゆるクソゲーとして有名。

しかし、一見無駄に思える不条理な謎解きは”人生は無駄なことだらけ”、というたけし独特の皮肉が込められており、たけし映画に通ずるものがあるとして再評価されている。クソゲーだとか不条理だとか言われているが、今も多くのプレイヤーの記憶に残るゲーム史に残るゲーム。

たけしの挑戦状

発売元のタイトーは、2009年にWiiのバーチャルコンソール用タイトルとして『たけしの挑戦状』をリリース。たけしからはこんなメッセージが。

「あんなくそげーをまただそうっていうたいとーはえらい!」
「かったやつはもっとえらい!!」

結局クソゲーなのか・・・

《こちらのネタもどうぞ》

マンガ・アニメ・音楽・ネット用語・なんJ語・芸名などの元ネタ、由来、意味、語源を解説しています。

Twitter→@tan_e_tan