殺してでもうばいとる

読み : コロシテデモウバイトル

「殺してでもうばいとる」は殺してでも欲しい物がある時に使う用語。レアな物を手に入れたという報告に対して「俺にくれ」という意味で使う。ただ羨ましいだけで、犯罪予告ではない

「殺してでもうばいとる」の元ネタ

元ネタはスーパファミコン用ゲームソフト『ロマンシング・サ・ガ』の台詞

主人公ではなくサブキャラクターとしてと登場するガラハドというキャラがいるが、物語の後半、ある町をうろついているガラハドを見つけることがある。話しかけると「ねんがんのアイスソードをてにいれた」という話になるのだが、アイスソードというのはゲーム内でも最強の武器の一つであり、イベント進める上での重要なキーアイテムでもある。店で買うこともできるのだが高価であり、イベントの進め方次第ではその店に行く事すらできない場合もある。
そんな貴重なアイスソードをガラハドはどこからどうにかして手に入れたというのだ。

なんとかしてアイスソードをゆずってもらいたいわけだが、そこででる選択肢は次の3つ

そう かんけいないね
殺してでも うばいとる
ゆずってくれ たのむ

まず最初の「そう かんけいないね」は何事もなく話は終わってしまう。
そして問題の「殺してでも うばいとる」だが、これを選択するとガラハドを殺してアイスソードを奪い取ることができる。選択すると「な なにをする きさまらー!」という台詞が出て、戦闘をするわけでもなくガラハドは死に、アイテムだけが手に入る。

しかし、問題となるのはこのロマンシング・サ・ガはイベントの進行において、『善行値』というものがあり、あまり悪いことばかりしていると、行けるイベントが限られてくるというシステムがある。悪いことをすることでしか行けないイベントもあるが、良いことだけをして進めたい人には殺すのは避けたいところなのである。

だったら三番目の「ゆずってくれ たのむ」はどうか
これも前述の善行値によって結果が変わるのだが、悪行を重ねていた場合はあっさり断られて終了、良い人の場合だとゆずってはくれないがガラハドを仲間に加えることができるようになる。
しかし、ここでガラハドを仲間にしてしまうとその後メンバーから外すことができず、最後までガラハドと旅を共にすることになる。ガラハドを仲間に加えるために一人メンバーを外す必要もあるため非常に悩むところなのだ。

そういうわけで多くのプレイヤーがこの選択肢に悩まされ、泣く泣くガラハドを殺してアイスソードを奪い取ったというわけである。
「殺してでも」という物騒な台詞であることなどから広く使われているが、PS2用としてリメイクされた『ロマンシング・サ・ガ ミンストレルソング』では「力づくで奪う」に変更されている。
また、SFC版ではフサフサイケメンだったのにリメイク版ではハゲオヤジにデザインされ、『ガラハゲ』と呼ばれるようになってしまった。

「ねんがんの◯◯を手に入れた」

「殺してでもうばいとる」

「な、なにをするきさまら〜」

という流れが定番