盗める確率は0パーセントと表示されるが

読み : ヌスメルカクリツハゼロパーセントトヒョウジサレルガ

「盗める確率は0パーセントと表示されるが」は非常に低い確率の物事にトライする時などに用いられるフレーズ、またそのコピペ。
特にテレビゲームで非常に成功確率が低いプレイをする際などに用いられる。

盗める確率は0パーセントと表示されるがの元ネタ

このフレーズはゲームソフト『ファイナルファンタジータクティクス』の攻略本、ファミ通(アスキー)とJK・VOICE製作の『ファイナルファンタジータクティクス大全』通称「黒本」に書かれた説明文が元ネタとなっている。

ゲーム内のレアアイテムである「正宗」は敵キャラクターのエルムドアが装備しているのだが、このアイテムを入手しようと「盗む」を試みても盗める確率は「0%」と表示される。つまり盗むことはできないということである。普通なら「0%」と表示されたら盗みは不可なのだろうと諦めるところなのだが、この攻略本には以下のように書かれていたのである。

超レアアイテムの正宗は、ランベリー城城内に登場するエルムドアが装備している。源氏シリーズの防具も、ここでしか見れない。いずれも盗める確率は0パーセントと表示されるが、このゲームでは小数点以下を切り捨てているため、実際は小数点以下の確率で盗める。気が遠くなるほど低い確率だがゼロではない。十分にレベルを上げ、即死や吸血を防ぐアイテム類を完璧に揃え、何度も何度も挑戦すれば盗むことが可能。盾を壊すことができれば回避率が下がるため、盗める確率が多少上がる。

このように、0%と表示されているが、実際には非常に低い確率だか盗むことが「可能」であるとしている。しかし、実はこの「盗める」というのは誤りであり、何千回、何万回繰り返そうが絶対に盗むことはできないようになっていたのである。

そもそもエルムドアにはアイテムを盗むことができなくするアビリティ「メンテナンス」が付いているし、文章内では「小数点以下を切り捨てているため」と書かれており、確かに表示される確率は切り捨てているのだが、実際の確率についても切り捨てされているのであった。

この攻略本の情報を鵜呑みにした多くのプレイヤーが必死になって源氏シリーズを盗もうと試みたのだが、盗めるようになっていないのであるから盗むことができた者など存在しない。情報を信じて無駄な努力をした多くのプレイヤーにとってこの攻略本は絶対に許せない存在となったのである。また、この攻略本には他にも様々な誤情報が掲載されていたことから、「黒本」と呼ばれるようになった。

多くのプレイヤーを悩ませたこの源氏シリーズであるが、北米版では盗めるようになっているらしい。