スパムメール

読み : スパムメール

スパムメールとは無差別に送りつけられる電子メールのこと。
登録などをしていないのに無差別に大量に送信される広告メールの事をスパムメールと呼び、日本では迷惑メールと呼ばれることが多い。
「スパム」という言葉は電子メール以前から存在しており、メールだけに限られたものではない。かつては郵送で送りつけられる広告・ダイレクトメールをスパムと呼んでいたし、掲示板やチャット、ブログ等のコメント欄に大量にメッセージを投稿する行為などもスパムと呼ばれる。とにかく無差別かつ大量に広告を押し付けるような行為が「スパム」と呼ばれている。

スパムメールの由来

「スパム」という言葉はアメリカのホーメル社が販売している加工豚肉の缶詰SPAM(スパム)」が由来となっている。

日本でもある程度知られているこの缶詰が迷惑な広告の代名詞とされているのは1970年代に遡る。当時イギリスのテレビやラジオでスパム(缶詰)のCMが放送されていたが、このCMが「SPAM」の商品名を連呼するという、言ってみれば「ウザイ」「うるさい」CMだった。そしてこのウザイCMをネタにしてコントにしたのが当時BBCで放送されていたバラエティ番組『モンティ・パイソン』。レストランで料理を注文しようとするも、スパムを使った料理ばかりでスパム嫌いの夫婦は困ってしまう、さらに周りにいたバイキングがスパムを連呼する歌を歌いだし、もうスパムを注文するしかない、という内容のコントである。

このコントは非常に有名な物となり、放送後「スパム」はうるさいCMの代名詞になったそうな。当時まだ電子メールなんていうものはなかったが、郵送で送りつけられてくるダイレクトメールのことをスパムと呼ぶようになる。その後インターネットの時代になって大量に送信される広告メールのことを「スパムメール」と呼ぶようになり、イギリスから世界へと広まっていった。

SPAMの由来

そんな「迷惑」の代名詞となってしまった「スパム」だが、元々の缶詰である「SPAM」は当初『Hormel Spiced Ham』という名前で発売されていた。しかしそのままではインパクトがないということで公募によって現在の「SPAM」に改名されたと言われている。「Spiced Ham」の略だと思われるが、ホーメル社ではこれを否定しており、公式サイトでは「Shoulder of pork and ham(豚の肩肉ともも肉)」を覚えやすく、言いやすく略したものだとしている。