BUCK-TICK

読み : バクチク

BUCK-TICK(バクチク)は群馬県出身の5人組のロックバンドで、1987年のメジャーデビュー以来メンバーチャンジをせずに活動を続けている。1984年に結成した当初は「非難GO-GO」というバンド名で活動しており、現在のヴォーカルである櫻井敦司はドラムを担当していた。前任のヴォーカルが脱退し後に櫻井がヴォーカルに転向し、樋口豊の実兄のヤガミトールが加入し現在のメンバーに。櫻井は当時すでにBOØWYのヴォーカルとしてメジャーデビューしていた氷室京介から「お前は顔が良いからボーカルやった方がいい」とアドバイスされたという有名な逸話がある。ちなみに櫻井は愛猫家。BUCK-TICKは後のヴィジュアル系バンドに多大な影響を与えている。

前身バンドの「非難GO-GO」は今井寿が考案した名前で、アマチュアバンドコンテスト『リトルロック』に参加する際にバンド名を決めたわけだが、オリジナル曲を演奏するにあたりバンド名をBUCK-TICKに改名。「爆竹」を由来として「華があって過激で、それでいて誰もが知っている覚えやすい名前」という理由からBUCK-TICKと命名。「Buck」は「男」、「Tick」は「(時計などが)カチカチと音がする」という意味の英単語だが、意味は含ませずに「爆竹」に合わせて当て字にしたのだろう。
※「爆竹」は竹筒や紙筒に火薬を詰めて並べてつなぎ、大きな爆発音を次々と鳴らす花火。
【参考】BUCK-TICK結成秘話

爆竹↓

Lingua Sounda(リンガ・サウンダ)

Lingua Soundaは徳間ジャパンコミュニケーションズとの合同プロジェクトとして設立した独自レーベル。Lingua Soundaは「世界共通音」という意味の造語。「共通言語」を意味するイタリア語の「Lingua franca(リングワ・フランカ)」を由来として今井が考案した。レーベルのロゴは漫画家の弐瓶勉(代表作『BLAME!』『BIOMEGA』)がデザインを手がけている。

『悪の華』

メンバー監修によるコンプリートベスト『CATALOGUE 2005』

BUCK-TICKトリビュートアルバム:「PARADEII -RESPECTIVE TRACKS OF BUCK-TICK」

トリビュートアルバムには氣志團 、BREAKERZ、ムック、N’夙川BOYS、POLYSICS、acid android(L’Arc〜en〜Cielのドラマー・yukihiroのソロプロジェクトらが参加。櫻井は以下のようにコメントしている。

櫻井:日本の名だたるアーティストの皆様の宇宙によって、BUCK-TICKの楽曲逹がまた新たな輝きを放ちました。眩しいです。心の奥底から愛を込めて、ありがとう

《こちらのネタもどうぞ》

マンガ・アニメ・音楽・ネット用語・なんJ語・芸名などの元ネタ、由来、意味、語源を解説しています。

Twitter→@tan_e_tan