Every Little Thing

読み : エヴリ・リトル・シング

Every Little Thing(通称:ELT)はヴォーカルの持田香織とギターの伊藤一朗によるユニット。持田香織はAVEXにデモテープを持ち込み、それを聞いたプロデューサーの五十嵐充が彼女の声を気に入り、大学の頃からの友人であった伊藤一朗の3人でELTを結成し、1996年に3人でデビュー。ほとんどの楽曲を五十嵐が作っておりプロデュースも担当していたが、プロデューサー活動に専念するため2000年3月に脱退。五十嵐脱退後から持田香織が作詞を担当することとなった。楽曲は菊池一仁、多胡邦夫、HIKARIらから提供されることが多い。五十嵐は長らくELTの楽曲に携わっていなかったが、2009年リリースの『DREAM GOES ON』からは再び五十嵐が作曲とプロデュースに携わっている。

Every Little Thingの由来・意味

ユニット名はビートルズの楽曲『Every Little Thing』を由来としている。直訳すると「全ての小さな事」と意味になるが、「万事がちょっとしたコトだから前向きにいこうよ」「宇宙から見れば小さい存在のあらゆる者たちへ」という意味が込められている。
※ビートルズの『Every Little Thing』は『Beatles for sale』に収録されている。

『fragile』の制作秘話

持田香織は五十嵐脱退以前は作詞をしたことがなく、五十嵐のいないこれからに不安を感じつつ伊藤と2人で再スタートをきった。2人になってからリリースした2作目のシングル『fragile』は、不安やプレッシャーに押しつぶされそうになったその時の心境を正直に歌詞に綴ったそう。「fragile」は「脆い、壊れやすい」という意味で、2人体制での初めてのレコーディングで、リーダーとしてプロデューサーとしてバンドを支えてきた五十嵐のいない不安と極度のプレッシャーから持田は歌が歌えなくなってしまった。辛い時期や出来事があったが、そういった状況になって初めて歌と向き合うことができ、持田はそんな最も辛い時期を乗り越えた。そうして出来た曲が『fragile』。
オリコンチャート初登場1位、21世紀初のオリコン1位、第34回日本有線大賞「有線音楽優秀賞」、第43回日本レコード大賞「金賞」を獲得する大ヒット曲となった。
ちなみに読み方は「フラジャイル」ではなくフランス語読みの「フラジール」。

【参考】「どん底から出来あがった曲」。ELT・持田香織が名曲「fragile」の制作秘話を語る。

『fragile』収録のベストアルバム

持田香織はTOYOTA、メナード化粧品、サッポロビールなどのCMに出演し、CM契約数の女性アーティスト部門で1位を獲得(2012年3月時点)。ELTとしてはソフトバンクの「SoftBank 4G LTE」のCMで白戸家と共演。ELTとLTEの綴りが似ているということで、ユニット名をLTEに改名するという内容。