涙そうそう

読み : ナダソウソウ

『涙そうそう』は作詞・森山良子、作曲・BEGINによる楽曲。
読み方は「なみだそうそう」ではなく「なだそうそう」。
森山良子とBEGINはあるライブで共演したことをきっかけに意気投合。森山良子がBEGINに曲を依頼し後世にも残る名曲が誕生した。BEGINの18thシングルとしてリリースされ、森山良子 with BEGIN・夏川りみ 名義でライブシングルが2003年に発売された。

涙そうそう

五木ひろし、加藤登紀子、徳永英明、甲斐よしひろ、杏里、中西保志、森進一などなど、そうそうたるアーティストが『涙そうそう』をカバーしている。

『涙そうそう』の意味

『涙そうそう』は「涙がぽろぽろぽろとこぼれ落ちる」という意味。BEGINから送られてきたデモテープには『涙そうそう』と書いてあったのを見た森山良子はその言葉の意味を聞き、若くしてこの世を去った兄を想い一晩で詞を書き上げた。兄はマネージャーとしても森山を支えてくれる存在であったが、不整脈で突然この世を去った。森山の兄への想いを綴ったのが『涙そうそう』という歌であり、こらえていた涙がぽろぽろとこぼれ落ちる、そんな心情を綴っている。

夏川りみの『涙そうそう』

2000年に開催された「沖縄サミット」でBEGINが『涙そうそう』を歌う姿をテレビで見た夏川りみは、この曲をカバーすることを切望し、BEGINにこの曲を歌わせて欲しいと頼みに行った。BEGINはかわりに夏川のために『あなたの風』を書いてあげたが、どうしても『涙そうそう』を歌うことを諦められなかった夏川は再度頼み込み、3枚目のシングルとしてリリースすることとなった。
ヒットするまでに時間はかかったものの、オリコンに232回チャートインするなど異例のロングヒット曲となった。
2002年には『第44回日本レコード大賞』を受賞し、紅白歌合戦の出場も果たした。
シングルのカップリングにはBEGINが夏川のために書いた『あなたの風』が収録されている。

涙そうそう

夏川りみによる『涙そうそう』のカバーをきっかけに、TBSテレビ開局50周年の記念企画としてスペシャルドラマ『涙そうそうプロジェクト』が放送された。「涙が止まらない体験」を視聴者から募り、その中から選ばれた2作品がドラマ化された。
妻夫木聡を主演とした映画『涙そうそう』も制作され、夏川りみのカバーバージョンが主題歌として起用された。