ゴルゴ13

読み : ゴルゴサーティーン

ゴルゴ13はさいとう・たかをによるマンガ作品、およびその主人公であるデューク東郷のニックネーム。
1968年からビッグコミックにて連載が開始され、45年異常に渡って連載されている長寿マンガ。超一流のスナイパーである「ゴルゴ13」ことデューク東郷が、様々な舞台で活躍する様を描いた作品である。
「ゴルゴ13」という名前は周りが読んでいるだけで、デューク東郷本人が自分をそう呼ぶことはほとんどない。

ゴルゴ13の由来・意味

「ゴルゴ13」というのは「ゴルゴタの丘でイエス・キリストに荊の冠をかぶせて殺した13番めの男」という意味を持っている。

ゴルゴタの丘というのはイスラエルのエルサレムにある別名エルサレムの丘。新約聖書ではこのゴルゴタの丘でイエス・キリストがユダの裏切りを受けて十字架に磔にされたと書かれている。「ゴルゴタ」は「ドクロ」という意味でもある。

13という数字は「13日の金曜日」のように西洋では不吉な数字・忌み数とされている。西洋では12が完全な調和を持つ数字で特別視されているのに対し、その後の13は割り切ることができない素数であり、不吉な数字だと見なされている。イエス・キリストを裏切ったユダも最後の晩餐で13番目の席についた、また、13番目の弟子であったという説もある。

作品のロゴマークの中には荊の冠をかぶったキリストを模したデザインのものも存在している。

また、デューク東郷がかつて収監されていた刑務所で、囚人たちにこのように呼ばれていたという話もある。

刑務所でのデューク東郷の囚人番号1214であったことからその間の13という不吉な数字。そしてその刑務所の独房が、生きてでてきたものはいないとされている独房・通称「ゴルゴタの棺桶」であったことから、それを組み合わせて「ゴルゴ13」と呼ばれるようになったというのである。
どちらも作品の序盤(コミック1〜2巻)で語られている話である。

また、デューク東郷のビジュアルのモデルは高倉健であり、「東郷」という苗字は中学時代の恩師・東郷先生から取ったものであると作者のさいとう・たかをが語っている。