恐ろしい子

読み : オソロシイコ

「恐ろしい子」は、常人ではあり得ないような能力を見せる人に対しての驚きや恐怖を表す言葉。使い勝手のいい言葉であることから、ネットで広く使われている。

恐ろしい子

「恐ろしい子」の元ネタ

「恐ろしい子」の元ネタは、美内すずえの少女漫画『ガラスの仮面』内に登場するセリフ。

主人公であり、女優を目指す天才少女の月島マヤの演技の情熱と才能を目の当たりにした大女優・月影千草が、マヤの才能に恐れをなして発する台詞である。原作では「おそろしい子!」とひらがな表記になっているが、ネット用語では「恐ろしい子!」と漢字で表記されることが多い。この場合の恐ろしいは、何か怖いことをしでかす恐怖ではなく、あまりに突出した才能を持っていることに対する驚愕を表現している。

マヤ…恐ろしい子!」の「マヤ」の部分を様々な人やキャラに置き換えて使用される。「◯◯…恐ろしい子!」がテンプレとなっている。上記のAAでは、主人公のマヤのライバルである姫川亜弓が白目で「恐ろしい子!」と発しているが、これはコラである。姫川亜弓も「おろしい子」と発してはいるものの、この時の姫皮の表情は笑顔であるため、コラAAとはニュアンスが異なる。

『ガラスの仮面』は1976年から連載開始した作品で、2015年現在、まだ続刊中である。稀に見る長期連載作品で、いつ完結するのかわからない。本当に「恐ろしい子!」は、40年以上同じ作品を書き続けている美内すずえ先生なのかもしれない。

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