レロレロレロレロ

読み : レロレロレロ

「レロレロレロレロ」とは、チェリー(さくらんぼ)を舌の上で転がす時の擬音である。他にも色々な場面で使えそうな擬音だが、使いどころを間違えると通報されかねないので要注意。アニメ流行語大賞2014、金賞受賞。

レロレロレロレロの元ネタ

「レロレロレロレロ」の元ネタは、マンガ/アニメ『ジョジョの奇妙な冒険』の第3部「スターダストクルセイダース」の登場人物・ラバーソール、および花京院典明である。


左:花京院典明 右:ラバーソール扮する偽花京院

ラバーソールはDIO(ディオ)の部下であるエンヤ婆が送り込んだ7人の刺客の1人で、スタンドのイエローテンパランス(黄の節制)は変形能力を持ち、身にまとうことでラバーソールは外見を他人そっくりに似せることができる。ラバーソールは承太郎に近づくために花京院に化け、承太郎と共にシンガポール駅のチケットを予約しにくいことに。

道中、ケーブルカーを待っている際、承太郎が食べていたソフトクリームの上のチェリーを見たラバーソールは「食わないならくれよ 腹がすいてしょーがないぜ!」とチェリーを取ろうとする。その時、ラバーソールは承太郎を背中から押して高所から突き落とした。承太郎は無事であったが、ラバーソールは冗談だと笑いながら舌の上でチェリーを転がして「レロレロレロ」する、というシーンである。高速でレロレロしすぎてチェリーを床に落としたが、ラバーソールはそのまま拾って食べてしまった。

この後、明らかに様子がおかしいラバーソール扮する花京院を承太郎はぶん殴り、ラバーソールの正体がバレれ、なんやかんやあって承太郎はラバーソールを倒し、無事に本物の花京院と合流する。列車に乗り込みインドへ向かう道中、承太郎が残していたチェリーを見た花京院は好物だからくれないかと頼む。花京院はチェリーを口に入れると、ラバーソールがしていたように舌の上でチェリーを「レロレロレロ」と転がし、その様子を見た承太郎が「やれやれ」と呆れるというオチである。

単行本第15巻/第3部カラー版第3巻「黄の節制(イエローテンパランス)その②」、アニメ第9話「黄の節制(イエローテンパランス)」より


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