ワシの◯◯は108式まであるぞ

読み : ワシノ◯◯ハヒャクハッシキマデアルゾ

「ワシの◯◯は108式まであるぞ」は相手に絶望感を与えたい時に用いられるフレーズ。
今はまだ本気を出しておらず、本気を出したらもっとすごいことになるぞと伝える時に使う。

ワシの◯◯は108式まであるぞの元ネタ・意味

このフレーズはマンガ『テニスの王子様』の登場人物・石田銀のセリフが元ネタである。単行本37巻に収録されている。

まずこの作品では不動峰中学の石田鉄という選手による『波動球』というパワー技が存在していた。相手のラケットを吹き飛ばしたり、ラケットを突き破るほどの威力をもった技である。青春学園の河村隆はその波動球をマネし、さらにそれを改良して走りながら打つダッシュ波動球という技を身につけていた。そしてこの波動球という技はもともと石田鉄の兄である四天宝寺の石田銀が鉄に教えたものであったことが後に明らかになる。

そして迎えた中学生テニスの全国大会準決勝。東京代表の青春学園対大阪代表の四天宝寺、1勝1敗で迎えた第三試合・シングルスツーは青春学園が河村隆、四天宝寺が石田銀という二人の対戦となった。

河村のダッシュ波動球対石田銀の元祖波動球の対戦となったわけだが、石田は河村の打球をいとも簡単に『壱式波動球』で打ち返す。それでもめげずに河村はダッシュ波動球を連発。石田はそれに対し『弐式波動球』『参式波動球』と波動球の威力を高めていき河村を吹き飛ばすのである。そして『参式波動球』で吹き飛ばされても諦めない精神力を持つ河村を見て石田銀が言ったのが「ワシの波動球は百八式まであるぞ」である。

つまり、今まだ第三段階の強さの打球が、まだ100段階以上強いの持ってるよという宣言である。フリーザ様の「私の戦闘力は53万です」のような絶望感を与えるセリフなのだ。

しかしそれでも諦めない河村、その後もプレーを続け波動球に吹き飛ばされ続ける。『拾弐式波動球』では客席まで飛ばされ、その後『二十壱式波動球』では客席の20列目ぐらいまで吹き飛んでいる。白目をむきながら吹き飛び、全身血まみれになった河村、全くポイントを取れぬまま最終的に『ニ拾参式波動球』によって石田のマッチポイントを迎える。

しかし最後に放った河村の波動球を受けた石田の腕が折れ、石田の棄権によって河村がポイントを取ることもないまま勝者となる。懸命な読者ならお気付きのようにこれはテニスではない。テニヌである。

結局ここで試合は終わったため、最終的には『ニ捨参式波動球』までしか登場しておらず『百八式』を見ることはできなかった。しかし、続編の『新テニスの王子様』ではついに百八式波動球が登場している。

石田銀は坊主頭で手を合わせたりするキャラクター。「108」というのは煩悩の数なのだろうか。