タガメ女

読み : タガメオンナ

タガメ女とは収入や社会的地位のある男性を食いつくす女性のことを意味する。

タガメ女の意味・由来

タガメ女という名称は水性の昆虫「田鼈(タガメ)」と「箍を外す」などの慣用句で用いられる「箍(たが)」に由来する。名付け親は「日本の男を喰い尽くすタガメ女の正体」の著者・大阪大学大学院准教授の深尾葉子氏。
まずはタガメの捕食の性質と「箍」の意味を解説する。

タガメとは?
昆虫のタガメは主に田んぼなどに生息しカエルや魚などを捕食する。捕食後は針のような口を獲物に突き刺し消化液を流しこみ、消化液で溶けた肉を吸うというヴァンパイアのような恐ろしい生き物である(獲物の血を吸うと表現されることもある)。

箍とは?
「箍」は円形状の樽や桶を外側から固定する輪のことを意味する。

タガメ女とは?
タガメの捕食の性質と「箍」を組み合わせ、収入や社会的地位のある男性を捕獲し「箍」にはめて自由を奪い男性から収入や社会的なリソースを食い尽くす女、という意味でタガメ女と名付けられた。一方、タガメ女に食い尽くされる男性を本著ではカエル男と読んでいる。タガメに捕食されるカエルを比喩として、タガメ女とカエル男という言葉で表現している。

タガメ女は家庭の財布を握り夫を月1~3万円ほどの小遣いでガッチリ拘束。一見タガメ女がカエル男を搾取するだけの構図に思えるが、深尾氏はお互いが共犯関係にあると指摘する。「幸せである」と思い込もうとするカエル男は現実を見ようとしていない。カエル男が自分を偽り現実を直視しない限りはタガメ女に食い尽くされるだけ、ひいては社会の中枢を担うカエル男が変わらない限り社会全体も変わらないということだ。
稼げる手段を持たないタガメ女がカエル男のリソースを食い尽くしてしまう、またはカエル男が失職などで収入を失うとタガメ女は自滅してしまう危険性がある。