偶然だぞ

読み : グウゼンダゾ

「偶然だぞ」は偶然の出来事が起きた際に使われる
誤訳の象徴でもある

「偶然だぞ」の元ネタ

元ネタとなっているのは2008年のメジャーリーグ開幕戦
この年、中日ドラゴンズからシカゴ・カブスへと移籍した福留孝介
福留のメジャーデビューとなったこの試合では、
現地のファンも福留を応援するため日本語のプラカードを掲げていた。
そのプラカードの中に『偶然だぞ』と書かれたものがあったのだ。

テレビ中継で映されたこともあり、
「あれなんだ?」ということで話題となった。

なぜ「偶然だぞ」なのか?

なぜ「偶然だぞ」などという意味不明なプラカードが掲げられたのか
実はこれは「It’s Gonna Happen」の誤訳である。
「It’s Gonna Happen」は「何かが起きるぞ」という意味。

このプラカードを用意したのはカブスファンのジョン・マーレイさん。
この前年の2007年にシカゴ・カブスが快進撃を始めたきっかけとなった試合について
スポーツ誌が「It’s Gonna Happen」というタイトルをつけたことから、
この言葉がカブスのスローガンともなっていたのである。
マーレイさんはカブスが福留を獲得したことで、この言葉を日本語にすることにした。
しかし翻訳に利用したネットの翻訳ページが「偶然だぞ」と訳してしまったのである。
そしておかしな訳だとも気づかずに球場でカブスファンに配布したのであった。

本当に「偶然だぞ」

このプラカードが掲げられた開幕戦での福留の成績は、
3ランホームランを含む3打数3安打という大活躍であった。
当然その後の活躍も大いに期待されたわけだが、
打率.257、ホームラン10本と振るわず、
開幕戦の活躍はまさに「偶然」となってしまったのである。

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