ほぼイキかけました

読み : ホボイキカケマシタ

「ほぼイキかけました」は興奮した時に使う言葉。完全にイクのではなく、「ほぼ」というのがミソである。

ほぼイキかけましたの元ネタ

「ほぼイキかけました」は2009 WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)でのプロ野球選手・イチローの発言が元ネタである。

2009年3月24日にロサンゼルスのドジャー・スタジアムで行われたWBCの決勝でイチローは延長10回の表に2アウト2・3塁から2点タイムリーヒットを放ち、日本を勝利(優勝)に導く。試合後のセレモニーで日の丸を掲げてスタジアムを一周し、セレモニー後のインタビューで「ドジャー・スタジアムを一周した思いはいかがですか?」と聞かれたイチローは「気持ち良かったですね~。ほぼイキかけました。あい、サーセン」と返答。

生放送でまさかの下ネタ発言であったためインタビュアーは「ほぼイキかけました」発言については触れなかったが、ネット上では「世界一カッコいい下ネタ」として広く普及することとなった。

「あい、サーセン(すみません)」は生放送で「イキかけた」という下ネタを発言したことに対してなのか、「イキかけた」ことに対してなのかは分からないが、気持ち良かったことに間違いない。

ほぼイキかけました

※ライトノベル『のうりん』の第1巻「第8限 猿と学生」で「ほぼイキかけました」がパロディとして使われている。

のうりん

鯖オチロー

本大会でイチローは2次ラウンド敗者復活のキューバ戦の第3打席で送りバントを失敗するなど不振に陥っていたが、決勝戦で日本を勝利に導く2点タイムリーヒットを放った。イチローが決勝打を放った直後から2chでは書き込みが集中し、5台のサーバーが落ちてしまった(31の板で書き込みが出来ない状態となった)。イチローは「ほぼイキかけた」わけだが、2chのサーバーは逝ってしまった。この鯖落ちを名付けようというスレがVIP板に立てられ、「鯖オチロー」と命名された。

逝ってしまったサーバーは5台だが「ほぼイキかけた」サーバーもあり、翌日の決勝戦再放送時にもサーバーが逝きかけた。5台のサーバーを同時に逝かせた落ちさせたイチローは決勝打と同時に新しい伝説を刻み込んだ。

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