盗見(ヌッス)

読み : ヌスミ(ヌッス)

「盗見」、「ヌッス」はプロ野球・中日ドラゴンズの吉見一起投手のこと。
主に2chの野球関連板などでこのように呼ばれている。基本的に蔑称である。「盗見」と書いて「ヌスミ」と読む。
吉見一起は2005年にドラフト希望枠で中日ドラゴンズに入団。一年目から一軍出場を経験し、2009年に16勝、2011年に18勝で最多勝を獲得している。2011年には最優秀防御率も獲得。2008年から5年連続二桁勝利をしているが、いまいち地味な存在である。

盗見(ヌッス)の由来・元ネタ

吉見投手が「盗見」や「ヌッス」と呼ばれているのは「勝ち星」を盗んで最多勝のタイトルを手にしたという過去が由来となっている。

吉見は2009年と2011年に最多勝のタイトルを獲得しているのだが、2009年は16勝でヤクルト館山と同数、巨人ゴンザレスを1勝上回る結果。2011年は18勝で巨人内海と同数でのタイトルであった。
同数でのタイトル獲得はなんの問題もないのだが、問題となったのはその勝ち星である。シーズン開始からずっと先発として勝ち星を重ねていた吉見であったが、09年も11年もシーズン終盤には中継ぎで登板して勝ち投手となり勝ち星をプラスしていたのだ。

2011年に中日がリーグ優勝を決めた翌日、この試合の先発は川井投手で4回までを無失点に抑えていた。通常なら先発投手は5回まで投げれば勝ち投手の権利を得るが、5回のマウンドに上がったのがこの日まで17勝で内海と並んでいた吉見。吉見は5回と6回の2イニングを無失点で抑えて降板。この試合の勝投手となり18勝目を手にした。その後巨人内海の登板機会は1度しかなく、この18勝目で吉見の最多勝は確定したというわけである。

2009年の最多勝の際にも同様に5回からの登板で勝ち星を得ており、そこまでして最多勝のタイトルが欲しいのか?インチキではないか?とネットで話題となった。特に4回まで無失点に抑えたにも関わらず勝ち投手の権利を与えられなかった川井について、川井の勝ち星が吉見に盗まれたということで「よしみ」と「ぬすみ」をうまいことかけて「盗見」と呼ばれるようになった。

また、なんJなど野球関連板ではいろんな選手を巨人小笠原選手の呼び名「カッス」になぞらえて呼ぶことが多く、「盗見」は「ヌッス」とも呼ばれるようになる。その後、同様のパターンで勝ち星などを奪った選手は吉見以外でも「ヌッス」などと呼ばれることとなった。

ただし、シーズン終盤における醜いタイトル争いは吉見に限ったことではなく、昔からわりと頻繁に行われてきたことでもある。また、起用に関しては首脳陣の考えもあることから吉見本人の意思が100%ではないということもあるだろう。ただやはりあまりにあからさまかつ09年11年と繰り返されたこと、そして「よしみ」と「ぬすみ」をうまいことかけていることで広く使われているとも言える。