去る◯◯、そして●●

読み : サル◯◯ソシテ●●

「去る◯◯、そして●●」は◯◯が引退などでいなくなる際に、ついでに●●も去れという意味で使われる
◯◯よりも●●の方が引退して欲しいという場合や、一緒に引退して欲しいという願望が込められている
例:「去る金本、そして新井

「去る◯◯、そして●●」の元ネタ

これは1988年プロ野球阪急ブレーブスの最終戦、試合後の挨拶で当時の上田監督が「去る山田、そして福本」と言ったのが元ネタ。

この年すでに山田久志は引退を発表、一方の福本豊は40歳で成績が落ちていたものの引退する気など全く無かった。上田監督は本当は「去る山田、そして残る福本」と言うつもりだったのだが、間違えて「去る山田、そして福本」と福本まで引退するかのように言ってしまったのだ。これはチーム、ファン、マスコミを巻き込んで大騒動に。福本のもとにもマスコミが殺到したが「上田監督が言ったなら辞めます」とあっさりと引退を決めてしまった。

福本は後に「取り消すのが面倒くさかった」と語っている。通算安打2543本、そして歴代一位の1065盗塁という伝説的な選手にも関わらず、国民栄誉賞を打診された際にも「そんなんもろたら立ちションもでけへんようになる」として固辞するなどひょうきんなキャラクターで知られている。