やけくそカルメン

読み : ヤケクソカルメン

「やけくそカルメン」は、ロシアの元フィギュアスケート選手、エフゲニー・ヴィクトロヴィチ・プルシェンコの2002年ソルトレイク五輪のFS(フリースケーティング)での演技を指す。


※画像はイメージです

やけくそカルメンの意味・由来

2002年のソルトレイク五輪、プルシェンコはSP(ショートプログラム)で4回転トウループに失敗して転倒したため4位に。当時のルールでは3位までに入っていないと自力優勝ができなかったため、翌日のFS(フリースケーティング)ではどうせ自力優勝できないということで、半ば開き直ってカルメンを踊る。プルシェンコは高難易度の技を成功させ、4位から2位に浮上し、銀メダルに輝いた。

自力優勝が消滅したことで肩の力が抜けたのか、プルシェンコの演技は迫力があり、「鬼気迫る」という意味で「やけくそカルメン」とファンの間で呼ばれるようになった。「やけくそ」は「自暴自棄」という意味なので、言葉だけ捉えるとメチャメチャな演技をしたと思われがちだがそうではない。審査を気にせず思い切り踊り、鬼気迫る演技を見せたという、いい意味でやけくそという言葉が使われている。どうせなら鬼神カルメンとかカッコイイ名前つけてあげたら良かったのに…。

※『カルメン』はビゼー作曲のオペラ曲で、フィギュアスケートでよく使用される。

こちらがやけくそカルメン。鬼気迫る演技に注目。