グータンヌーボ

読み : グータンヌーボ

『グータンヌーボ』は、2006年4月12日から2012年3月21日まで放送されていたバラエティ番組。

『グータン〜自分探しバラエティ〜』(2004年4月3日〜2005年3月26日)というタイトルで放送開始し、その後、『空飛ぶグータン〜自分探しバラエティ〜』(2005年4月13日から2006年3月22日)としてリニューアル。本タイトルはシリーズ第3段にあたり、2006年4月12日から約6年間放送された。

2019年1月15日より『グータンヌーボ2』として復活。

グータンヌーボ SPドラマ

グータンヌーボの意味・由来

「グータンヌーボ(Goût Temps Nouveau)」は、「新しい、楽しくリラックスした趣味の時間」という意味である。

番組では、「グータン(Goût Temps)」を「楽しくリラックスした趣味の時間」という意味であると説明しているが、実はこれは造語である。フランス語に「グータン」という表現はない。

【フランス語】
グー(goût):味、趣向(センスの意味も含まれる)
タン(temps):時間
ヌーボ(Nouveau):新しい

「グー」が「趣味」、「タン」が「時間」に該当する。「goût」は、「味の好み」や「服のセンス」といった文で使われる単語で、「趣味」というより「センス」や「味わい」という意味に近い。

「趣味」と言えば、一般的には「愛好する事柄」「専門に楽しむ事柄」という意味で使われるが、「味わい」や「趣(おもむき)という意味もある。「趣(おもむき)」は、「心惹かれる特徴や雰囲気」いう意味。

単語の意味を考えると、番組が説明している「グータン」=「楽しくリラックスした趣味の時間」は、「(何かを専門とする)趣味」ではなく、「趣(おもむき)のある時間」「味わい深い時間」という意味であると思われる。共通する趣味でキャスティングしたり、特定の趣味をテーマにしたりしているわけではないので、番組の主旨を考えても、やはり「趣(おもむき)」が正しい解釈であろう。

番組は初対面の女性芸能人が集まって恋愛トークをするという内容なので、「新しい」を意味する「ヌーボ(Nouveau)」は、「新鮮な」という意味で解釈した方がわかりやすいかもしれない。つまり「ヌーボ」は、「初対面同士が集まって恋愛トークをする新鮮さ」を表しているのだろう。

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