「パターン青」は新世紀エヴァンゲリオン、またはヱヴァンゲリヲン新劇場版において、ネルフが未確認物体を使徒と判別する際の識別指標。伊吹マヤによる「パターン青!使徒です!」というセリフをはじめ、使徒が来襲した際に使われる。「パターン青」の場合、モニターには「BLOOD TYPE BLUE」と表示される。使徒と認識できない、または物体の識別が不明な場合は「パターンオレンジ」とし、モニターには「BLOOD TYPE ORANGE」と表示される。
パターン青(BLOOD TYPE BLUE)の元ネタ・由来
元ネタになっているのは岡本喜八監督による映画『ブルークリスマス』(1978年公開)の英題/副題『BLOOD TYPE:BLUE』。庵野秀明が岡本喜八の大ファンであることから、使徒が現れた時にモニターに表示される「BLOOD TYPE BLUE」をこの映画から引用している。「BLOOD TYPE BLUE」は「血液型:青」、エヴァの作中では「血液型:青」=「パターン青」=「使徒」として識別している。
なぜ使徒は「BLOOD TYPE BLUE」として識別されるのか?について、エヴァ(旧版)と『ブルークリスマス』を比較して考察した以下の記事が非常に興味深い。 シトの血はなぜ青いのか
デビルフィッシュの元ネタは、ローランドのシンセサイザー「TB-303(Devilfish)」。
Real World Interfacesが「TB-303」をチューンナップしたバージョンが「Devilfish」。
「303」「Devilfish」という名称、銀色のボディがデビルフィッシュのモデルになっている。
『Ninety Three』
電気グルーヴの石野卓球はこの「Devilfish」を使って『Ninety Three』という楽曲を制作している。
エウレカの本編にも同曲がBGMとして使用されていた。
(『交響詩篇エウレカセブン ORIGINAL SOUNDTRACK 2』収録)