ネタをランダムに見てひまつぶし

カクヤス

読み : カクヤス

カクヤスとは

東京を中心として酒類を小売販売する「なんでも酒や カクヤス」と、その運営企業の株式会社カクヤスのこと。
1921年に「カクヤス酒店」として創業された。

カクヤスの由来

「カクヤス」という社名は、「格安」だと思われがちだが、実はそうではない

1921年にカクヤス酒店として創業した当時は、お酒は四角の枡で量り売りをしていた。その角枡の「角」の文字と、創業者である佐藤安蔵の「安」の字を組み合わせて「角安(カクヤス)」としたのが由来。現在の本社ビルには「安」の字のロゴが飾られている。
参考:社長インタビュー|カクヤスグループ100周年特設サイト

そこには元気に走り回る◯◯の姿が

読み : ソコニハゲンキニハシリマワル◯◯ノスガタガ

「そこには元気に走り回る◯◯の姿が」は元気に走り回る人に対してや、怪我や病気から回復した人に対して用いられるフレーズ。あるいはハッピーエンドであることを意味するフレーズとして用いられる。

そこには元気に走り回る◯◯の姿がの元ネタ

このフレーズは日本テレビ系列の人気番組『世界まる見え!テレビ特捜部』での定番ナレーションが元ネタとなっている。

同番組では衝撃的な事件や事故、あるいは病気や怪我などのエピソードが多々扱われるが、基本的にVTRは過去の時点から振り返っていく構成となっており、現在の本人の映像などはなかなか出てこない。ショッキングな怪我や病気を背負ってしまった人が生死の間を彷徨うようなVTRで視聴者はどうなるのだろうとドキドキするわけである。

闘病生活や困難な手術などのエピソードがあらかた流れた後に満を持して登場するのがこの「そこには元気に走り回る◯◯の姿が!」のフレーズである。つまり、無事手術が成功するなどして元気な姿を取り戻したよ!!というナレーションと映像で視聴者が安堵するという瞬間だ。
『世界まる見え』ではこのパターンが多く、あるあるフレーズとして広く用いられるようになったというわけだ。

元気に走り回っているということでこのナレーションは主に対象が子供である時に用いられる。これが大人の場合だと治療をしてくれた医者や救助をしてくれたレスキュー隊、あるいは支えてくれた人などに対しての感謝を述べるインタビュー映像などである場合が多い。

Omoinotake

読み : オモイノタケ

Omoinotakeとは

Omoinotake(オモイノタケ)は、日本の3人組バンド。
藤井怜央(Vo. Key.)、福島智朗(Ba.)、冨田洋之進(Dr.)の3人で2012年に結成された。
2021年にアニメ『ブルーピリオド』のオープニングテーマ「EVERBLUE」でメジャーデビュー。

Omoinotake

Omoinotakeのバンド名の由来

Omoinotakeというバンド名は、ベースの福島が好きな言葉が由来となっている。

バンドでは素敵な日本語の詩で勝負をしようということで、福島が一番好きな日本語である「思いの丈」をローマ字にした「Omoinotake」をバンド名とした。自分のありのままの「思いの丈」を全てぶつけるバンド名にしたいという想いが込められている。

また、「思いの丈」と漢字のままだとちょっと重くなってしまうため、ローマ字表記「Omoinotake」にしたという。

参考:「Omoinotake」インタビュー 多くの人の心を震わす僕らだけのスタンダードナンバーを求めて。|DOMO+(ドーモプラス)【Omoinotake】オーバーグラウンドで戦うために…。ピアノトリオが到達した「日本語とメロディ」 | ARBAN

他にも変わったバンド名の由来を多数掲載しているのでぜひ
変わったバンド名の由来

jyA-Me(ヤミー)

読み : ヤミー

jyA-Meは北海道出身の女性シンガー。読み方は「ヤミー」。絶対音感を持ち、歌唱力だけでなく4歳から始めたというレベルの高いダンスパフォーマンスにも注目。2008年にインディーズでリリースしたシングル『favorite cruisin’ feat. JUN (from CLIFF EDGE)』が「レコチョク クラブうた デイリーランキング」で1位を獲得。CLIFF EDGEのアルバムにはコラボアーティストとして参加し、ヒップホップユニット・クレンチ&ブリスタが立ち上げたスペシャルユニット・Fivestaにもヴォーカルとして参加している。

jyA-Meの由来・意味

jyA-Meというアーティスト名の由来は英語で「美味しい、感動」を意味する「yummy」が由来となっている。「jyA-Meの音楽を通して”yummy”と感じてもらいたい」という想いが込められている。jyA-Meという文字は「ジャー」=「神様」の意味合いがあり、普段は与えてもらうばかりだが、神様のように何かを与えられる存在になりたいという意味を込めるため「jyA」の後に「-Me(私)」を付けている。

『Love me ~もう泣かないから~ feat. CLIFF EDGE』

収録アルバム『Luv.Me』

ガイアコラとは

「ガイアコラ」は2ちゃんねるやふたば☆ちゃんねるなどの掲示板、Twitterなどでも見られるコラ画像。

マンガ『グラップラー刃牙』のキャラクター「ガイア」がボコボコにされているいコマから始まり、最後のコマでガイアの言葉が回想されるというコラ画像である。

主にエロ漫画スレで使用される。

ガイアコラ(ガッ……ガイアッッッ)の元ネタ・元シーン

コラ画像の元ネタとなっているのは、『グラップラー刃牙』第19巻に収録されている第166話『オーガ降り立つ!』でのワンシーン。

父・勇次郎と対決することとなった刃牙。決闘の場所にヘリコプターが降り立ち、中からは1人の人影が出てくる。勇次郎かと思いきや、その影はヘリの前で跪く。

深夜24時、暗闇の中で最初は誰だかわからなかったその影を良く見てみると、そこにはボコボコの顔面に包帯を巻いたガイアがいた。

こちらがそのシーン。

元のシーンでガイアは「先に言ってな オレはヤボ用をすませてから行く」と特殊部隊の一員である倉石(画像左下の男)に告げている。

「ヤボ用」というのはガイアが勇次郎に挑むということで、このガイアの姿を見れば返り討ちにあいボコボコにされたということがわかる。

ガイアコラの使用例

ガイアコラは上記のシーンのガイアのセリフを様々なものに改変して使用されている。

特に多く見られるのはエロ漫画スレで、中でも「百合」や「男の娘」関連の話題になるとガイアコラを用いて様々な主張が展開される。

多くの場合はガイアがエロ漫画の内容に対して文句を言ったり注文をつけるもので、そういったジャンルを好きな人からは反感を買うような発言をする。発言は回想なので、ガイアはその後に上のコマのようにボコボコにされることになる。

つまりガイアコラは「こういう発言をしたらボコボコにされる」ということを表現している。元のシーンでは勇次郎がボコる側であることから、勇次郎がそういった性癖を持った人物という考え方にもつながる。

使用例

男の娘 ふたなり 百合漫画に 原作レズ

自分の出てる作品をディスってしまう…

主人公のバトル

優しい世界

幸せ

似たような使い方をされるコラ画像ネタといえば
100万回抜いたねこれ

WordPressコードネーム

読み : ワードプレス・コードネーム

WordPressはオープンソースのCMS(コンテンツマネージメントシステム)。
テンプレート・プラグインなどを用いてブログ・サイトのカスタマイズが可能。

Wordpress

WordPressコードネームの由来・元ネタ

WordPressはバージョンごとにコードネームがあり、コードネームにはジャズミュージシャンの名前が用いられている。

創始者・マット・マレンウェッグ(Matt Mullenweg)によると、自分がジャズ好きであることと、テクノロジーっぽい名前にしたくないということからジャズミュージシャンの名前をコードネームに用いているという。

バージョン / コードネーム 元ネタのジャズミュージシャン
1.2 / Mingus Charles Mingus
(チャールズ・ミンガス)
– ギタリスト –
1.5 / Strayhorn Billy Strayhorn
(ビリー・ストレイホーン)
– ピアニスト –
2.0 / Duke Duke Ellington
(デューク・エリントン)
– ピアニスト –
2.1 / Ella Ella Fitzgerald
(エラ・フィッツジェラルド)
– シンガー –
2.2 / Getz Stan Getz
(スタン・ゲッツ)
– サックス –
2.3 / Dexter Dexter Gordon
(デクスター・ゴードン)
– サックス –
2.6 / Tyner McCoy Tyner
(マッコイ・タイナー)
– ピアニスト –
2.7 / Coltrane John Coltrane
(ジョン・コルトレーン)
– サックス –
2.8 / Baker Chet Baker
(チェット・ベイカー)
– トランペット –
2.9 / Carmen Carmen McRae
(カーメン・マクレエ)
– シンガー・ピアニスト –
3.0 / Thelonious Thelonious Monk
(セロニアス・モンク)
– ピアニスト –
3.1 / Reinhardt Django Reinhardt
(ジャンゴ・ラインハルト)
– ギタリスト –
3.2 / Gershwin George Gershwin
(ジョージ・ガーシュウィン)
– 作曲家 –
3.3 / Sonny Sonny Stitt
(ソニー・スティット)
– サックス –
3.4 / Green Grant Green
(グラント・グリーン)
– ギタリスト –
3.5 / Elvin Elvin Jones
(エルビン・ジョーンズ)
– ドラマー –
3.6 / Oscar Oscar Peterson
(オスカー・ピーターソン)
– ピアニスト –
3.7 / Basie Count Basie
(カウント・ベイシー)
– ピアニスト –
3.8 / Parker Charlie Parker
(チャーリー・パーカー)
– サックス –
3.9 / Smith Jimmy Smith
(ジミー・スミス)
– ピアニスト –

WordPressの由来

POP VIRUS(星野源)

読み : ポップウイルス

「POP VIRUS」は、星野源の5枚目のアルバム(2018年12月18日リリース)。

POP VIRUS

POP VIRUSのタイトルの由来・意味

「POP VIRUS」というアルバムタイトルは、星野源が自身の楽曲「恋」が大ヒットして日本中に広がっていく様を見て、ポップスというウイルスに感染していくみたいだ、と感じたことが由来である。「恋」によって起こったその現象を、今度はアルバムをきっかけに引き起こしたい、という思いがこのタイトルに込められているとのこと。

この由来は、星野源が雑誌『ダ・ヴィンチ 2018年12月号』に掲載されたインタビューで語っている内容で、実は「POP VIRUS」というタイトルには元ネタがあるそう。それは、ライターの川勝正幸氏の著書「ポップ中毒者の手記(約10年分)」というコラム。その表紙に「Pop Virus」という言葉が使われている。

最初は、何も参考にせず「Pop Virus」という言葉を思い付いたそうだが、どこかで聞いたことがある言葉だと思って調べてみると、川勝正幸氏のコラム集の表紙に使われていた言葉であることがわかったそうだ。

ポップ中毒者の手記

川勝正幸氏とはSAKEROCK(星語源がリーダーを務めていたバンド・2015年解散)で活動していた頃から付き合いがあり、CDのライナーを書いてもらったりしていたそうだ。

星野源いわく、川勝正幸氏は「ポップカルチャーを世の中に感染させていった人」であり、川勝氏の文章から感染したものを、今度は自分が音楽を通して誰かに感染させたい、という想いも込めて「POP VIRUS」というタイトルにした、と本誌のインタビューで語っている。

「POP VIRUS」というタイトルには、「恋」が大ヒットしたことで経験した痛みも込められているそうだ。本来の自分とは乖離したイメージが一人歩きしてしまい、メディアには創作を事実として語られ、自分ではない自分が世の中に増殖していき、自分自身が蝕まれて病んでいくような感覚があった、と星野源は言う。ポップ(大衆的)な存在になったことで生じる虚構もまた、「POP VIRUS」による現象のひとつ。

「Pop(ポップ)」という明るい言葉と対比するように、「Virus(ウイルス)」という暗い言葉を組み合わせた、「POP VIRUS」というアルバムタイトル。その陰と陽のバランスが、本アルバムのイメージに合っている、と星野源は語っている。

※川勝正幸氏は、2012年に不慮の事故によって逝去。川勝氏は東京のカルチャーシーンに大きな影響を与えた方で、六度目の命日である2018年1月31日に開催された「POPHOLIC NIGHT dedicated to Masayuki Kawakatsu」では、スチャダラパー、いとうせいこう、EGO-WRAPPIN’、高木完、ceroなど、生前に親交が深かったアーティストが集った。

参考雑誌:
ダ・ヴィンチ 2018年12月号

タイトル曲「POP VIRUS」