Google砲=Googleアプリによるアクセス急増
Google砲は、スマートフォンのGoogleアプリ、およびGoogle Chromeアプリの「おすすめ記事」に掲載されることにより、短時間にアクセス数が急増する状態を指す。正式な名称ではなく、Web界隈で使われる俗称。

同じような現象に、Yahoo!砲というものがある。これは、閲覧者数の多いYahoo!ニュースでサイトや記事が紹介されると、そのリンク経由でアクセスする人が急増する現象を指す。
Yahoo!砲という名称が先に存在していたので、Google砲はそれにならった呼称である。
Google砲は短期間にアクセスが集中するため、いわゆる「バズる」状態になる。「バズる」の意味と由来は、以下の記事で詳しく解説。
バズるの意味と由来、なぜ”バズ”ると言うのか?
Googleの由来と意味を解説した記事もついでにどうぞ。
Googleの由来・意味
Google砲の契機は2種類ある
Google砲を受ける経路は2種類ある。
1:Googleアプリの「Discover機能」によって起こるGoogle砲
2:Google Chromeアプリの「おすすめ記事」に掲載されることで起こるGoogle砲
Googleアプリの「Discover」経由で起きるGoogle砲
Googleアプリ(Google検索をするためのアプリ)には、「Discover(ディスカバー)」というフィード機能が備わっている。Googleアプリを開いたときに、検索窓の下に表示される記事一覧は「Discover」によるもの。
※フィードは、ウェブ記事の見出しや要約を配信する機能のこと。
「Discover」は、Googleでの検索履歴やGoogleサービスで行った操作や、SNSでのフォローなどの情報にもとづき、ユーザーが関心を持ちそうな記事を配信する機能。つまり、ユーザーごとにカスタマイズされた「おすすめ記事」を配信する機能である。
※「おすすめ記事」は正式な名称ではないが、便宜上、「Discoverのおすすめ記事」と表現する。
「Discover」に表示される「おすすめ記事」は、ユーザーによって内容が異なる。ユーザーのWeb上の行動に合わせて、Googleが関心が高いと思われる記事を推測し、自動で配信する仕組みだ。
たとえば、筆者のGoogleアプリには、以下のような「おすすめ記事」が表示された。数日内に何度かギターについて検索したため、ギターの記事が一覧に表示されている。アニメ情報もよく調べるので、『盾の勇者の成り上がり』の記事もおすすめされた。

GoogleアプリのDiscoverに掲載されるとGoogle砲が起きやすい
Googleアプリのおすすめ記事に表示されると、そのリンク経由で記事にアクセスする人が増える。「Discover」経由で短期間にアクセスが急増すると、「Google砲」が発動。
Web界隈では「Google砲を被弾した」「Google砲をくらった」と表現する。この場合の「被弾」「食らう」は良い意味で使う。
「Discover」による「おすすめ記事」の表示内容は、好みに合わせてカスタマイズができる。詳しい操作方法は、Googleの公式ヘルプで。
参考:Discoverの表示をカスタマイズする / Google公式ヘルプ
Chromeアプリの「おすすめ記事」経由で起きるGoogle砲
Googleのブラウザ、Google Chromeのスマホアプリ版では、新規タブを開いたとき、検索窓の下に「おすすめ記事」が表示される。
Chromeの「おすすめ記事」は、「Discover」ではない。ただし、「Discover」と同様に、ユーザーの興味に合わせて表示される記事が変わるため、機能的には似たようなもの。
たとえば、こちらは筆者のChromeアプリに表示された「おすすめ記事」の一覧。アニメの情報をよく検索すること、直近でイチローのインタビュー文字起こし記事を読んだことから、このようなおすすめ一覧が表示されたと思われる。

Chromeのおすすめ記事に表示されるとGoogle砲が起きやすい
参考:おすすめの記事を探す、編集する / Google公式ヘルプ
どのような記事がGoogle砲を受けやすいのか?
Googleアプリの「Discover」と、Googleアプリの「おすすめ記事」に掲載される基準は公開されていないため、正確な要素は不明。
Google公式ヘルプによると、「Discover」に掲載される条件は以下。
・Googleにインデックス登録されている
・Googleニュースのコンテンツポリシーを満たしている
・特別なタグや構造化データは必要ない
・ユーザーの関心を引くと思われる内容のコンテンツを投稿する
・コンテンツに高画質で大きい画像を使用する(1,200ピクセル以上)
・高画質画像を表示する許可をGoogleに伝える(AMP化、またはGoogleのオプトインプログラムへの参加を申し込む)
※「AMP」=「Accelerated Mobile Pages」の略で、モバイル端末で記事を高速に表示させる仕組み。
参考:Google Discover / Google公式ヘルプ
Googleの公式ヘルプには、文中画像を「Discover」に表示する許可をGoogleに伝える方法のひとつとして、「Googleのオプトインプログラムへの参加を申し込む」という条件が書かれている。しかし、SEO業界で著名な「海外SEO情報ブログ」によると、AMP化もオプトインプログラムへの参加もしてなくても、他の条件を満たしていれば「Discover」には表示されるとのこと。
参考:Google Discover、通称“Google砲”の最適化には大きな画像が重要 / 海外SEO情報ブログ
上記以外にも、「特化した記事であること」「SNSで短期間に多くシェアされる」「はてなブックマーク・通称はてブが多くつく」といった条件を満たすことで、Googleの「おすすめ記事」に掲載される可能性が高まる。ただし、これらはあくまでも推測であり、Google砲を保証するものではない。
参考:Google砲(Google Chromeアプリのおすすめ記事)を何度も狙う方法
KATEはMY LITTLE LOVERの楽曲の作詞クレジットに登場する人物。
シングル曲『Man & Woman』『白いカイト』『Hello, Again 〜昔からある場所〜』の作詞クレジットにKATEという人物名が記載されている。
KATEって誰?
KATEは実在する人物ではなく、
「Kenji Akko Takeshi Ensemble」の略である。
当時のマイラバのメンバーの頭文字に「Ensemble」をプラスし、KATEという名義が誕生した。
KATE名義の作詞は全て小林武史によるものだが、マイラバは女性が作詞をしているというイメージを持ってもらうため、KATE名義とした。
3つのシングル曲が収録されているファーストアルバム『evergreen』では小林武史名義に変更されている。
Kenji・・・藤井謙二
Akko・・・赤松亜希子
Takeshi・・・小林武史
イワンコフはマンガ『ワンピース』の登場人物、通称イワさん

イワンコフの元ネタ・モデル
元ネタはイギリスのミュージカル映画『ロッキー・ホラー・ショー』に登場するフランク・フルター博士。イワンコフ同様(?)フルター博士もバイ・セクシャルである。
米米CLUBもロッキー・ホラー・ショーを参考にしているそうです。
イワンコフの口ぐせ「ヒーハー」とブラマヨ小杉の「ヒーハー」
イワンコフの口ぐせである「ヒーハー」と、ブラックマヨネーズの小杉の持ちギャグである「ヒーハー」が同時期に世に出たため、どちらかが先で、どちらかが元ネタなのか、という論争があった。
2018年1月9日放送の「ホンマでっかテレビ」にて、さんまやブラマヨらが作者の尾田栄一郎の自宅を訪問した際、尾田先生の方から「ヒーハー」の話が持ちかけられた。
これは、どちらかがパクったわけでもなく、全くの偶然で同じタイミングで世に出た、というのが真相。
当時、小杉はイワンコフの「ヒーハー」のパクリと言われていたが、尾田先生も小杉の「ヒーハー」をパクったと言われていたそうだ。
※もともとは馬に乗ったウエスタンの掛け声「ヒーハー」が元ネタ。
長らくお互いモヤモヤしたものが晴れ、収録日の2018年12月8日は「ヒーハー記念日」ということで丸くおさまった。
トータル・イクリプスはテレビ東京系のアニメ。2012年7月1日より放送開始。
PC用の恋愛シミュレーションゲーム「マブラヴ オルタネイティヴ」のスピンオフ企画が「マブラヴ オルタネイティヴ トータル・イクリプス」であり、テックジャイアンで小説として連載され漫画化・アニメ化された。
1973年に地球に襲来した異星起源種「BETA」と闘うため、人型兵器・戦術機に搭乗しする衛士ユウヤ・ブリッジス、篁唯依(たかむらゆい)らの物語。
トータル・イクリプス(total eclipse)の意味
「トータル・イクリプス(total eclipse)」は「皆既月食」を意味する。
「月食」は地球が太陽と月の間に入ると太陽光が地球によって遮られ、月が地球の影によって月が欠けた状態に見える現象。
太陽光が一部分だけ遮られる状態を「半影」、太陽光が完全に遮られた「本影」の状態を「皆既月食」と呼ぶ。
「皆既月食」になると地球の大気で屈折した赤い光がわずかに入り込み、月が赤銅色になって見える。