ネタをランダムに見てひまつぶし

ベター・デイズ・アヘッド

読み : 第20話(エウレカAO)ベター・デイズ・アヘッド

アニメ「エウレカセブンAO」
第20話『ベター・デイズ・アヘッド』
(episode:20 last message)

『ベター・デイズ・アヘッド』の由来・元ネタ

元ネタとなったのはアメリカのジャズ/フュージョンギタリスト・Pat Metheny(パット・メセニー)の楽曲『Better Days Ahead』。
この曲は1989年リリースのアルバム『Letter from Home』に収録されている。

Letter from Home

Pat Metheny Groupとしてリリースした本アルバムはブラジル音楽の影響を色濃く受けている。ECMから離れ、にゲフィン・レコードに移籍した後、かねてより望んでいたブラジル音楽の要素を取り入れた『Still Life (Talking)』と『Letter from Home』を制作。
『Still Life (Talking)』は1988年度、『Letter from Home』は1990年度のグラミー賞ベスト・ジャズ・フュージョン・パフォーマンス賞を受賞。

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逆だったかもしれねェ…

読み : ギャクダッタカモシレネェ

※この記事はストーリーのネタバレが含まれています。ご注意下さい。

逆だったかもしれねェ…の元ネタ・意味

「逆だったかもしれねェ…」は、漫画『NARUTO』の主人公ナルトのセリフ。単行本52巻に収録の485話『近く…遠く…』で登場する。

鉄の国でサクラを殺そうとするサスケと、そこへ駆けつけサクラを救うナルト。

第七班の仲間を傷つけようとしたサスケに対し、イタチの真実をトビから聞いていたナルトは「お前のやってる事は分かるってばよ」と理解を示そうとする。

他人は黙ってろ」とナルトを否定したサスケは、イタチの仇敵の一人だったダンゾウを討ったことでさらに復讐の炎を燃やし、木の葉の全てを消すこと、それがうちはの再興だと高らかに宣言する。

話が通じないと感じたカカシがサスケを殺してしまおうとするが、ナルトは分身でそれを制止し、自分が止めようとサスケに向かっていく。

そしてぶつかり合うサスケとナルト。その瞬間のナルトの心の声が「もしかしたらサスケ…お前とオレが…逆だったかもしれねェ…」である。

「逆だったかもしれねェ…」のコマは上のコマとは二人の位置が逆になっており、サスケが螺旋丸、ナルトが千鳥と使っている技も逆になっている。

互いの技をぶつけ合った二人、この後は時が止まったような空間で、二人が会話しているシーンになる。かつてサスケがナルトに言った「一流の忍同士なら拳を一度交えただけで互いの心の内が読めちまう」の、その「心の内」が描かれている。

心の内の会話でナルトは「オレも里の皆を恨んでた、復習してやろうと思った事もあるし、一歩間違えばお前みたいに恐ろしい事まで考えたかもしれねェ」とサスケに話している。

腹の中の九尾の事で里の皆から嫌われていたが、イルカ先生やサスケの存在によってそこから救われたナルト。しかし、どこかで一歩間違えていればナルトもサスケのように里へ復讐していたかもしれないし、サスケも誰かに救われて復讐の道へ進まずナルトの復讐を止める側になっていたかもしれない、それがナルトの言う「逆だったかもしれねェ…」の意味だと考えられる。

なぜネタ扱いされているのか

「逆だったかもしれねェ…」は非常に良いシーンなのだが、ネット上ではネタ扱いされている。

その大きな理由としては、この画像だけを見るとコラっぽく見えてしまうという点。NARUTOは様々なコラ画像が作られネタにされていることから、実際の作中の画像すらもコラ画像と勘違いされることが少なくない。

このコマの画像だけを見ると、それぞれの技が入れ替わっているところや、「逆だったかもしれねェ…」が描き間違えた作者の声に聞こえなくもないあたりなど、流れがわかっていない人からすればコラと勘違いしてもおかしくない要素が含まれている。

二人の位置を入れ替えただけのコラ画像も存在し、何がコラで何がコラじゃないのか混乱する人も少なくない。

逆だったかもしれねぇコラ

「逆だったかもしれねェ…」使用例

このフレーズと画像は非常に汎用性が高いという点もネタ扱いされた要因として重要なポイントではないだろうか。

元の「逆だったかもしれねェ…」の意味と同じように「きっかけ次第で立場が逆だったかもしれない二者」を比較してこのフレーズが使われることが多いが、逆にあまりにも対照的過ぎてどう考えても逆だったなんてことはなさそうな二者に対して使われることもある。

また、二人の人物が左右に対峙しているという構図さえあれば、そこにこのフレーズを添えるだけで面白くなるというところから、boketeでもよく用いられている。

Twitterでの使用例

boketeでの使用例

ノモフォビア

読み : ノモフォビア

ノモフォビアとは – 意味

ノモフォビアとは、「No Mobile Phone Phobia」を略した言葉。「Phobia」は「恐怖症」という意味で、重度のスマートフォン依存症(携帯電話依存症)を意味する。

ノモフォビアは、スマートフォンなどの携帯電話端末がないと不安になる、恐怖を感じるという依存症で、特に若い世代に多くみられる症状。

スマホや携帯電話は生活になくてはならないツールだが、外出時に家に忘れてしまったり、バッテリーが切れてしまったりするのはよくあること。依存傾向にない人ならば不便を感じてもパニックに陥ることはないが、ノモフォビアにかかっていると強い不安や恐怖を感じ、ときにはパニックに陥ることもある。

ノモフォビアは世界的に問題になっている現代病ともいえる症状で、いわゆるスマホ中毒の状態になっている人が多い。

たとえば、香港の地下鉄で、スマホが動かなくなってパニック状態に陥った女性の動画が話題になったことがある。この女性は人目もはばからず取り乱し、スマホを何度も叩き、しまいには叫びながらスマホを踏みつけていた。これはノモフォビアの症状の例のひとつであるが、このようにスマホが動かなくなったり、手元になかったりすることでパニックに陥るノモフォビアの症状が表れる人が増えている。

ノモフォビア度のチェック

以下の項目に多く当てはまるほどノモフォビア=スマホ依存症の可能性が高くなる。

・食事中もずっとスマホを触っている
・友達といるときもずっとスマホを触っている
・トイレやお風呂にもスマホを持ち込む
・スマホを触っていないと落ち着かない
・スマホがない、バッテリーが切れるとイライラする
・スマホがない、バッテリーが切れると不安や恐怖を感じる
・メールやLINEの通知がないかこまめにチェックしてしまう
・テレビや映画を観ているときもスマホを触っている
・眠っているとき以外ずっとスマホを触っている
・スマホを手に持って寝ることが多い
・財布を忘れてもスマホは絶対忘れない
・着信やバイブが鳴っていないのに鳴った気がすることが多い(幻想振動症候群)
・歩きながらスマホを操作することがよくある(歩きスマホ)
・車やバイクの運転中もスマホを操作することがよくある

ノモフォビアはスマホに強い依存心があるため、スマホを触っていないと落ち着かないといった症状がみられる。友達や恋人が自分と一緒にいる間ずっとスマホを触っている場合、ノモフォビアの可能性が考えられる。「あなたといてもつまらない」と言われたらぐうのねも出ないが…。

歩きスマホや車やバイクの運転中にもスマホを操作をしてしまう人は要注意。自分だけならまだしも、人に迷惑をかけてしまうおそれがある。事故を起こしてから後悔しても遅いので、歩きスマホ、車やバイクの運転中にスマホを操作するのはやめよう。

幻想振動症候群

ノモフォビアと同じようにスマホ依存の傾向がある症状として、スマホが鳴っていないのに鳴ったように感じる「幻想振動症候群(ファントム・ヴァイブレイション・シンドローム)」というものがある。幻想振動症候群=ノモフォビアというわけではないが、頻繁にこの症状が現れるようならスマホ依存度は高いかもしれない。

振動という言葉が使われていることからもわかるように、スマホや携帯電話のバイブ機能で端末が振動したと勘違いするのが幻想振動症候群である。ポケットに入れていて、スマホのバイブが振動したと思って取り出してみたものの着信がなかった。これが頻繁に起こるのが幻想振動症候群の症状。

人のスマホが鳴ったのに自分のスマホが鳴ったと勘違いするのは、よくあることだろう。これは幻想振動症候群と判断するかは微妙なところで、ただの勘違いで一度くらいであればまあ問題ない。

ノモフォビアによる悪影響

ノモフォビアはスマホがないと不安に襲われるという以外に、こんな悪影響がある。

・睡眠障害
スマホの画面から発するブルーライトは脳を覚醒させる作用があるため、寝る前にスマホを操作すると寝付きがわるくなってしまう。寝る前のスマホ操作は体内時計を狂わせてしまう原因となり、それが続くと睡眠障害に陥ることがある。スマホにはブルーライトを軽減する機能やアプリがあるが、スマホを触ること自体が脳を覚醒させてしまうので、寝る前はスマホを触らないほうがいい。

・スマホ首(ストレートネック)
通常、頚椎(首の骨)はゆるやかなカーブを描いているのが、スマホを操作するときは首の骨がまっすぐになってしまい、その状態が続くとスマホ首になってしまう。スマホ首になると血流が悪化し、肩こりや首コリを引き起こす。

・ながらスマホによる事故
歩きながらスマホを操作する、車やバイクを運転しながらスマホを操作するといった「ながらスマホ」は事故につながる可能性が高くなる。自分では周りも意識しながらスマホを操作しているつもりでも、人間の脳は一度に2つ以上のことを処理できないため、スマホの画面を見ているときは周りが見えていない。たとえば時速60キロで走行した場合、2秒間で約33.3メートルも進むため、スマホを操作して前を見ないで運転するのはいかに危険であるかがわかるであろう。

・コミュニケーションの減少
家族や友達、恋人といるときでも常にスマホを触っていると、コミュニケーションが減ってしまう。スマホを触っていると話しかけにくいし、話しているのにこちらも向かずにスマホを触りながら返事をされると話す気がなくなる。そうしたことが積み重なるとコミュニケーションが低下してしまうだろう。

ノモフォビアを治すためにできること

・寝る前はスマホを触らない
・歩きスマホをしない
・運転中は絶対にスマホを触らない
・食事中はスマホを見ないようにする
・人といるときはスマホを見ないようにする
・必要がないとき以外はスマホを触らない
・予備のバッテリーを持ち歩かない
・ながらスマホをやめる(テレビを観ながら、映画を観ながらなど)
・ゲームアプリで遊ぶ時間を決める

どぶろっく

読み : ドブロック

どぶろっくのコンビ名の由来

どぶろっくは、浅井企画所属のお笑いコンビ。
保育園からの幼馴染である森慎太郎と江口直人の二人で2004年に結成された。

もしかしてだけど

「どぶろっく」というコンビ名は、「どぶのような男」と「ろくでもない男」のコンビだからというのが由来である。

幼稚園から大学までずっと一緒だった二人。大学卒業後、森は役者を目指して上京。その後江口がコンビを組もうと思って森と久しぶりに会うと、役者の夢に破れて自暴自棄になっており”どぶ”を連想したのだという。つまり、「どぶのような男」が江口で「ろくでもない男」が森ということになる。

毎日のようにお酒を飲んでいたことから、お酒にまつわる名前にしたかったという思いもあったようで、お酒の名前である「どぶろく」と音楽の「ロック」を組み合わせた名前にしたのだと思われる。

しかし、飲みながらコンビ名を決めたため、どういう経緯で決まったのかはうろ覚えだという。
参考:どぶろっく:人気いまだ実感できず「都市伝説?」 いまさら聞けないネクストブレーク芸人

どぶろっかーずというバンドとしても活動している。

GyaO!(ギャオ!)

読み : ギャオ

GyaO!(ギャオ!)はYahoo!JAPANが運営している動画サイト。
2014年に表記が「GyaO!」から全て大文字の「GYAO!」に変更された。

GyaO!の由来

GyaO!というサービス名の由来は、
アイスランド語で「大地の裂け目」を意味する「gyao(ギャオ)」。
アイスランドでは海洋プレートの生成が見られ、ギャオが広がるとマグマが噴出し、火山によって大地が作られていく。
地球の裂け目から大地が生まれることから、世の中を変える新しいサービスという意味が込められているそう。

アイスランドは多くの火山が活動している火山島で、各地にギャオがみられる。有名なのは、シンクヴェトリル国立公園にあるアルマンナギャオ。東にユーラシアプレート、西に北米プレートがそれぞれ横たわっており、地球の裂け目がわかる場所である。

判決地獄行き

読み : ハンケツジゴクイキ

「判決地獄行き」は、Twitterなどネット上で用いられているフレーズ。自身や誰かの許しがたい行為に対して用いられることが多いが、使用される状況は様々で汎用性の高いフレーズとなっている。

判決地獄行きの元ネタ

判決地獄行きの元ネタは、ゲームソフト『モンスターハンター・ライズ』。ゲーム中に登場するモンスター「テオ・テスカトル」の登場ムービーで出てくるフレーズである。

モンスターハンターライズ

今作「ライズ」は全体的に和風の世界設定となっており、新たなモンスターが登場するクエストでは琵琶の演奏と語りによる登場ムービーが再生される。そして、テオ・テスカトルの登場ムービーに出てくるのが「判決地獄行き」のフレーズ。


切った張ったの亡者共
業火の王が出で来たり
裁きを為すべく出で来たり
彼の龍 怒れる断罪者

判決 地獄行き

琵琶法師

琵琶を用いたライズの登場ムービーは、これまでのモンハンには無かった独特な演出で、その語りに出てくるフレーズがどれも印象的であったことから、ネット上では「琵琶法師」としてネタ扱いされるようになっていった。

この琵琶法師は、薩摩琵琶奏者友吉鶴心氏による演奏と語り。友吉鶴心氏は、NHKの大河ドラマ等でも何度も指導や出演をしているすごい人である。

草ァ!オイオイオイ

「判決地獄行き」を用いたネタフレーズの一つとして「草ァ!オイオイオイ」から始まる以下のものが人気。

草ァ!
オイオイオイ オイオイオイ
あなや 迂闊
判決 地獄行き!
逃げる弱者に イキり立っては 荒れ狂い
もはや敵なし

これは、ラージャンの登場ムービーを改変したMAD動画『致命的なミスをしてしまったラージャンを煽りまくる琵琶法師』が元ネタ。このMADは、元のラージャン登場シーンに、他のムービーでの琵琶法師の語りを編集してつなぎ合わせて作られている。

本来のラージャン登場ムービーはこちら。

それぞれのフレーズの元となっているムービーは以下の通り。

草ァ!
オイオイオイ オイオイオイ
あなや 迂闊(ゴシャハギ)
判決 地獄行き!(テオ・テスカトル)
逃げる弱者に(ティガレックス) イキり立っては 荒れ狂い(プケプケ)
もはや敵なし(マガイマガド)

「草ァ!オイオイオイ」については、さすがに実際にはそんなフレーズは出てこないので、音声をうまく編集して作られている。

グランフロント大阪

読み : グランフロントオオサカ

グランフロント大阪はJR大阪駅北側に位置する再開発地区「うめきた」内にある大型複合商業施設。2013年4月26日にオープン。
ショップやレストランだけでなく、大阪大学・京都大学・神戸大学の3つの国立大学や私大と連携した施設「ナレッジキャピタル」にも注目が集まっている。

グランフロント大阪の由来・意味

グランドフロントには大阪の新しい玄関口として「世界に開かれた最前線のまちであり続けたい」という思いが由来となっている。「グランド(Grand)」は「雄大な、壮大な」を意味し、「フロント(Front)」は「表、正面」を意味する。グランフロントの英綴りは「GRAND FRONT」だが、「ド」は発音せずグランフロントと読む。

日本ではフロントは「正面玄関、玄関口」といった意味で使われるが、フロントは和製英語である。玄関を意図するなら「Front door」といったように表現するが、グランドフロントには「玄関口」を意味する和製英語としてのフロントが適用されているものと思われる。
参考:グランドフロント大阪コンセプト(公式HP)

グランフロント大阪のロゴマークは構成される4つのタワー、施設周りの水と緑の自然環境を表現している。奥行きのあるラインは先進性、創造性、将来性を表している。

グランドフロント大阪

画像:http://www.grandfront-osaka.jp/concept