ネタをランダムに見てひまつぶし

ええー?ほんとにござるかぁ?

読み : エエーホントニゴザルカァ

ええー?ほんとにござるかぁ?とは

「ええー?ほんとにござるかぁ?」は、何かに疑問を持っている時に使われるフレーズ。Twitter等でよく見られる。

単純に「ほんと?」と聞いているというよりは、少し疑っていたり、あるいは煽るような意味合いで使われることも多い。

「ええー?」は省かれることも多く、「ほんとでござるかぁ?」や「ほんとにござるかー?」といった表記ゆれも多く見られる。

ええー?ほんとにござるかぁ?の元ネタ

このフレーズは、スマートフォン向けゲームFGOこと『Fate/Grand Order』での佐々木小次郎の台詞が元ネタ。

2015年9月に初めて行われた期間限定イベント『月の女神はお団子の夢を見るか?』で、佐々木小次郎と聖女マルタ、聖ゲオルギウスが団子を食べながら話すシーン。

マルタと手合わせがしたいと話す小次郎に対し、性に合わないのでと断るマルタ。しかしその言葉が本心ではないのではと察した小次郎が煽るように言ったのが「ええー?ほんとにござるかぁ?」である。

動画で見ていただくと話の流れがわかりやすい。(該当シーンだけ見たい場合は2:55あたりから)

直前までの真面目な雰囲気から、突然の煽り。このシナリオ自体がギャグシナリオだとはいえ、特に印象的なこの台詞は、これ以降もユーザーに度々ネタにされ、何かしら疑いを持つような場面で用いられるようになった。

2017年5月に発売された公式LINEスタンプにもこの台詞が採用されるなど、ファンにも公式にも人気のフレーズとなっている。

タネたんの一言
ええー?絶対に働きたくないでござるかぁ?

サックくきサク(野性爆弾くっきー)

読み : サッククキサク

サックくきサクとは

サックくきサクは、お笑い芸人野性爆弾のくっきー!のYouTube上での名前、およびチャンネル名。

2019年8月31日に初めて動画投稿を行った。

サックくきサクの名前の由来

サックくきサクという名前は、Youtuberカジサックが由来となっている。

2019年7月12日、クッキーはカジサックことキングコング梶原のYouTubeチャンネルで投稿された動画ゲストとして登場。

動画の中で、カジサックのチャンネル登録者が100万人を超えたら、公約として自分も何かをすると発言。以前少しだけYouTubeに投稿をしていたというくっきーに対し、カジサックは「YouTubeもう一回やるってどうですか?」と提案する。

動画の内容はさておき、とりあえずチャンネルを作るのはどうかと提案すると、くっきーは「クニサック?」と自身の本名・川島邦裕(かわしまくにひろ)とカジサックを混ぜた名前を思いつく。

さらにカジサックから「サック」をもらうので、カジサックには「くっきー」の棒の部分「ー」をあげて「カッジー」にしろ、「俺は”くきサック”にするわ」「“サックくきサク”でもええけど」と、自身の芸名「くっきー」と「カジサック」を組み合わせたチャンネル名を考案した。

動画を収録した時点ではまだ登録者数100万人を達成していなかったが、投稿時にはすでに到達していたことから、この動画が公開された後に「サックくきサク」チャンネルを開設した。

サックくきサクのチャンネルは、開設されただけでしばらく動画は投稿されていなかったが、8月31日に初めての動画『【独占密着】YouTuberサックくきサクの日常』を投稿。4時間47分という非常に長い動画となっている。

タネたんの一言
カジサックの由来もついでにどうぞ

パターン青(BLOOD TYPE BLUE)

読み : パターンアオ

「パターン青」は新世紀エヴァンゲリオン、またはヱヴァンゲリヲン新劇場版において、ネルフが未確認物体を使徒と判別する際の識別指標。伊吹マヤによる「パターン青!使徒です!」というセリフをはじめ、使徒が来襲した際に使われる。「パターン青」の場合、モニターには「BLOOD TYPE BLUE」と表示される。使徒と認識できない、または物体の識別が不明な場合は「パターンオレンジ」とし、モニターには「BLOOD TYPE ORANGE」と表示される。

パターン青(BLOOD TYPE BLUE)の元ネタ・由来

元ネタになっているのは岡本喜八監督による映画『ブルークリスマス』(1978年公開)の英題/副題『BLOOD TYPE:BLUE』。庵野秀明が岡本喜八の大ファンであることから、使徒が現れた時にモニターに表示される「BLOOD TYPE BLUE」をこの映画から引用している。「BLOOD TYPE BLUE」は「血液型:青」、エヴァの作中では「血液型:青」=「パターン青」=「使徒」として識別している。

なぜ使徒は「BLOOD TYPE BLUE」として識別されるのか?について、エヴァ(旧版)と『ブルークリスマス』を比較して考察した以下の記事が非常に興味深い。
シトの血はなぜ青いのか

『ブルークリスマス』はUFOに遭遇した人間の血が青くなり、世界各国の首脳は青い血の人間は人間ではなく”人類の敵”であるという噂を故意に流し迫害しようとする内容。ただ血液が青いというだけで人々は政府の吹聴した噂によって青い血を持つ人間を排除しようとする。

ヒュッゲ(hygge)

読み : ヒュッゲ

ヒュッゲ(hygge)とは・意味

ヒュッゲ(Hygge)は、デンマーク語で「ほっこりする空間」「居心地のいい空間」といった意味の言葉である。ヒュッゲはデンマークの人たちが大切しているライフスタイルを表す言葉で、居心地のいい空間で家族や恋人、友人たちと家でゆっくり過ごそうという考え方、またはその文化を指す。

北欧に位置するデンマークは冬の期間が長く、家で過ごす時間が長い。気候的には決して恵まれているとは言えないが、そんな厳しい環境だからこそ、家の中での過ごし方を工夫し、幸せな暮らしを送るために、ヒュッゲという考え方が生まれたのだろう。

2016年度版の「オックスフォード辞典」に新単語として「hygee」が追加され、「ヒュッゲ」=「心地よさを感じさせること」「幸福度の質」と解説している。

ヒュッゲ-365日「シンプルな幸せ」のつくり方

デンマークは、「世界幸福度ランキング」で毎年上位にランクインしており、2018年はフィンランド、ノルウェーに続いて3位であった。幸福度ランキングでは北欧の国が上位に入ることが多い。

デンマークの「ヒュッゲ」の他に、スウェーデンでは「ミューシグ(Mysig)」、ノルウェーでは「コーセリ(Koselig)」など、「居心地のいい空間で心地の良い時間を過ごす」という考え方を表す言葉がある。

北欧の国は社会福祉が充実していることも幸福度が高い理由のひとつに挙げられるが、冬の長い北欧では、寒い環境にあるからこそぬくもりを大事にし、家の中で快適に過ごそうという考え方が暮らしに根付いているのだろう。

ヒュッゲ(hygge)がデンマーク国外でも注目される

デンマーク発祥のヒュッゲは欧米を中心に注目を集めていて、日本でもヒュッゲ関連の書籍が多数出版されるなど、世界的にブームになりつつある。

Instagramで「#hygge」のハッシュタグで検索すると、400万件以上ヒットする(2018年12月時点)。それだけヒュッゲが注目されている証であり、みな幸福度の向上を求めているということなのだろう。

ヒュッゲには決まったやり方があるわけではないが、たとえば、キャンドルを付けて音楽を聴いたり、暖炉の前で本を読んだり編み物をしたり、一人でゆったりと時間を過ごすのもひとつのスタイル。

休日は外食せずに家で食事を楽しんだり、ホームパーティーを開いて友人たちと会話を楽しんだりするのもヒュッゲ。

北欧家具や北欧食器、北欧雑貨はぬくもりのあるデザインが特徴だが、これもヒュッゲのひとつと言えるだろう。北欧インテリアはデザインがシンプルなものが多いが、北欧の持つ優しい空気感をまとっていて、女性を中心に人気がある。

ヒュッゲは暮らしや人生の考え方でもあるため、心にゆとりを持ち、見栄や虚勢を捨てて自然な自分の姿で生きようと考えることも大事。忙しない現代社会だからこそ、居心地のいい空間で心地の良い時間を過ごす、ヒュッゲのような考え方が必要とされるのだろう。

P-VINE(Pヴァイン)

読み : ピーヴァイン

P-VINE(正式名称・株式会社Pヴァイン)は日本のレコード会社。1975年に創業者の日暮泰文と高地明が発行していたブルース専門誌『ザ・ブルース』の商業雑誌化のために有限会社ブルース・インターアクションズを設立。現在はブルース・インターアクションズからPヴァインに社名変更。
Pヴァインはブルースをはじめ、ソウル、ファンク、ヒップホップ、R&B、ワールドミュージックなど様々なジャンルの個性的なアーティスト・バンドの作品を世に送り出している。
元Sonic Youth、Gastr del SolのJim O’Rourke(ジム・オルーク)、元ボアダムスの山本精一、トクマルシューゴ、アルカラなどが在籍。AKRON/FAMILYのような個性的かつ中毒性のあるバンドに出会えるレコード会社。

Jim O’Rourke『Visitor』
ザ・ヴィジター

P-VINE(Pヴァイン)の由来・意味

P-VINEは「豆の木のツタ」を意味する「Pea Vine」を由来としている。ブルース発祥の地と言われているアメリカ・ミシシッピー州のデルタ地帯に広がる綿花畑の中を「Pea Vine(豆の木のツタ)」のように鉄道の引き込み線が伸びており、20世紀初頭にはこの引き込み線を蒸気機関車が走り、黒人労働者たちを乗せたその列車は「P-VINE列車」として親しまれていた。チャーリー・パットンの『Pea Vine Blues』、ビッグ・ジョー・ウィリアムスの「P Vine Blues」などブルースの曲として歌われている。

P-VINEのイメージ映像:綿花畑の中を「Pea Vine(豆の木のツタ)」のように伸びる引き込み線を列車が走っている。

Charley Patton(チャーリー・パットン)の『Pea Vine Blues』

TOKYO COOL

読み : トーキョークール

TOKYO COOLとは

TOKYO COOLは、SMA NEET Project所属のお笑いコンビ。
ボケのカンカン(柳沢寛雄)と、ツッコミの前すすむ(上林尊久)の二人で2015年に結成。

TOKYO COOLのコンビ名の由来・意味

「TOKYO COOL」というコンビ名は、TBS系『有田ジェネレーション』内の改名企画で、ネルソンズによって名付けられたコンビ名。

旧コンビ名「全力じじぃ」として、2019年12月2日放送の有田ジェネレーションに出演した二人。同番組のレギュラーとなったことをきっかけに、コンビ名を改名することを提案。番組内で他のレギュラー陣に新コンビ名を考えてもらう事に

改名案として出されたのは、「どんぐりモングリ〜」「スパイラルドミネーションズ」「キープチャンネル」「THE TOKYO COOL」「The Goodbye Forevers」「全力余生」「晩年ボーイズ」「ポップコーン」「ジェームズ・ディーン」「ロックンローラーズ」「チャーハンラーメン」の11個。

この中から、投票によって最多票を集めた「TOKYO COOL」(投票では「THE」が無いものが多かったため)への改名が決定した。

「THE TOKYO COOL」を提案したのはネルソンズで、このコンビ名にした理由を「東京を代表する漫才師になってもらいたい」「東京オリンピックで世界の人が東京に来る(とうきょうくる)」「楽屋ではいつもCOOLだから」と話している。

ちなみにカンカンは兵庫県出身、前は和歌山県出身で、ネタも基本的に関西弁で行っている。

タネたんの一言
東京喰種とは関係ない、たぶん。

ターミナス type B303 デビルフィッシュ

読み : ターミナス・タイプビーサンマルサン・デビルフィッシュ

「ターミナス type B303 デビルフィッシュ」はアニメ『交響詩篇エウレカセブン』に登場するLFO(人型機動マシン)
通称:デビルフィッシュ

S・O・F(ホランドがかつて所属していた軍の特殊部隊)にターミナス505が配備される以前、トレゾア技研のモリタらが開発したLFO。
高性能だが薬物と睡眠促進剤なしでは操縦できず、操縦者は肉体と精神を蝕まれながら操縦せざるを得ないモンスターマシン。
あまりに危険な機体のため封印されていた。
ホランドはゲッコーステイトで搭乗していた機体・type R909を失ったため、
デビルフィッシュに搭乗し兄・デューイとの最終決戦に向かう。

「ターミナス type B303 デビルフィッシュ」の元ネタ・モデル

デビルフィッシュの元ネタは、ローランドのシンセサイザー「TB-303(Devilfish)」。
Real World Interfacesが「TB-303」をチューンナップしたバージョンが「Devilfish」。
「303」「Devilfish」という名称、銀色のボディがデビルフィッシュのモデルになっている。


TB-303(Devilfish)

『Ninety Three』

電気グルーヴの石野卓球はこの「Devilfish」を使って『Ninety Three』という楽曲を制作している。
エウレカの本編にも同曲がBGMとして使用されていた。
(『交響詩篇エウレカセブン ORIGINAL SOUNDTRACK 2』収録)