ネタをランダムに見てひまつぶし

踊る大捜査線 THE MOVIE2 -レインボブリッジを封鎖せよ-

読み : オドルダイソウサセン ムービー2 レインボーブリッジヲフウサセヨ

『踊る大捜査線 THE MOVIE2 -レインボブリッジを封鎖せよ-』は織田裕二主演のテレビ・ドラマ『踊る大捜査線』の映画化第2作
2003年に公開され2012年現在で邦画の実写映画興行収入歴代1位である

『踊る大捜査線 THE MOVIE2 -レインボブリッジを封鎖せよ-』の元ネタ

ここで取り上げるのは映画冒頭の船のシーン
このシーンは湾岸署のメンバーが豪華客船をのっとり立てこもる犯人役を演じるというSAT(特殊部隊)の訓練を、青島らがSATを倒して勝ってしまい大顰蹙、というもの。
このシーンは1991年に公開された映画『遊びの時間は終らない』が元ネタだと思われる。

この映画は警察による防犯訓練として模擬の銀行強盗が行われるのだが、銀行強盗役に選ばれた主人公(本木雅弘)が本気で強盗計画を立てて警官を倒し立てこもってしまう。訓練を本気でやってぶち壊すという話もそうだが、モデルガンを使って警官に対し「バーン!」と言って倒したことにし、首から「死体」や「人質」等と書いた紙をぶら下げる。『踊る〜』でも同様に倒したSATのメンバーに『捕獲』や『死亡』などと書かれた紙がテープで貼り付けられていた。SATのリーダーに対し銃をつきつけ「パン」というのも『遊びの時間は終らない』と同じである。

踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!

名倉やないかい!

読み : ナグラヤナイカイ

「名倉やないかい!」は思っていた人物と異なった場合にツッコミとして発する言葉。
「◯◯かと思ったら、名倉やないかい!」というように使う。
名倉に限定されているので使いドコロが限られるが。

名倉やないかい!の元ネタ

「名倉やないかい!」の元ネタは日本テレビのバラエティ番組『しゃべくり007(セブン)』。「名倉やないかい!」は女優の堀北真希が出演した回に生まれたフレーズ。

堀北真希は飲み会で盛り上げるためにハイタッチをするという話になり、くりいむしちゅーの有田、ネプチューンの名倉、ホリケンとハイタッチをするものの、隣に座っていたチュートリアルの徳井にはされなかった。徳井がそのことをツッコもうとした瞬間、堀北真希を挟んで反対側に座っていた名倉が徳井にハイタッチをしようとする。すると徳井は先輩であるにも関わらず、「名倉やないか!」「堀北ちゃんかと思たら名倉やないか!」とツッコミを入れた。なので元ネタの主はチュートリアルの徳井である。

徳井は”い”を含まない「名倉やないか!」でツッコんだが、そこから有田が面白がって「名倉やないか」と言い始め、「映画にスゲえ詳しい人かと思ったら、名倉やないかい!」「ディレクターと思ったら、名倉やないかい!」など、番組内でちょくちょく使われるようになった。

「名倉やないかい!」の元ネタ動画

ネプチューンの由来も合わせてどうぞ

ヴヴヴ

読み : ヴヴヴ

ヴヴヴとは?ヴヴヴの意味

「ヴヴヴ」はサンライズ制作のアニメ『革命機ヴァルヴレイヴ』の略称である。
ァルレイ』には3つの「ヴ」が使われていることから「ヴヴヴ」と略される。非公式の略称であるが、公式サイトや作中では「VVV」の略称が用いられており、「ヴヴヴ」と読めなくはない。他には「ヴァルヴレ」などの略称が使われる。どうでもいいが表記が「バルブレイブ」だと「バブブ」になってしまう。

『革命機ヴァルヴレイヴ』の英表記は『Valvrave the Liberator』であり、ヴァルヴレイヴという名称の由来は明かされていないが、「valv」は「弁、真空管」、「rave」は「わめく、荒れ狂う、絶賛」という意味の英単語。

『Preserved Roses』の意味

1stシーズンのオープニング曲『Preserved Roses』(T.M.Revolution×水樹奈々)は、直訳すると「保存されたバラ」という意味である。花の水分を抜いて特殊液に浸して花をそのままの形で保存することを「preserved flower(プリザーブドフラワー)」と呼び、本曲名はプリザーブドフラワーが由来となっていると思われる。主人公の時縞ハルトはヴァルヴレイヴによって不死の体となっており、生きたままの姿で保存され続けるブリザードフラワーと共通点がある。


2ndシーズンのオープニングテーマ『革命ディアリズム』の「デュアリズム(Dualism)」は「二元性」を意味する。「二元性」とは「光と闇」「善と悪」「白と黒」のように相反する2つの存在に分離される性質を意味する。

Google砲(グーグル砲)

読み : グーグルホウ

Google砲=Googleアプリによるアクセス急増

Google砲は、スマートフォンのGoogleアプリ、およびGoogle Chromeアプリの「おすすめ記事」に掲載されることにより、短時間にアクセス数が急増する状態を指す。正式な名称ではなく、Web界隈で使われる俗称。

Google砲をイメージしたイラスト

同じような現象に、Yahoo!砲というものがある。これは、閲覧者数の多いYahoo!ニュースでサイトや記事が紹介されると、そのリンク経由でアクセスする人が急増する現象を指す。

Yahoo!砲という名称が先に存在していたので、Google砲はそれにならった呼称である。

Google砲は短期間にアクセスが集中するため、いわゆる「バズる」状態になる。「バズる」の意味と由来は、以下の記事で詳しく解説。

バズるの意味と由来、なぜ”バズ”ると言うのか?

Googleの由来と意味を解説した記事もついでにどうぞ。

Googleの由来・意味

Google砲の契機は2種類ある

Google砲を受ける経路は2種類ある。

1:Googleアプリの「Discover機能」によって起こるGoogle砲

2:Google Chromeアプリの「おすすめ記事」に掲載されることで起こるGoogle砲

Googleアプリの「Discover」経由で起きるGoogle砲

Googleアプリ(Google検索をするためのアプリ)には、「Discover(ディスカバー)」というフィード機能が備わっている。Googleアプリを開いたときに、検索窓の下に表示される記事一覧は「Discover」によるもの。

※フィードは、ウェブ記事の見出しや要約を配信する機能のこと。

「Discover」は、Googleでの検索履歴やGoogleサービスで行った操作や、SNSでのフォローなどの情報にもとづき、ユーザーが関心を持ちそうな記事を配信する機能。つまり、ユーザーごとにカスタマイズされた「おすすめ記事」を配信する機能である。

※「おすすめ記事」は正式な名称ではないが、便宜上、「Discoverのおすすめ記事」と表現する。

「Discover」に表示される「おすすめ記事」は、ユーザーによって内容が異なる。ユーザーのWeb上の行動に合わせて、Googleが関心が高いと思われる記事を推測し、自動で配信する仕組みだ。

たとえば、筆者のGoogleアプリには、以下のような「おすすめ記事」が表示された。数日内に何度かギターについて検索したため、ギターの記事が一覧に表示されている。アニメ情報もよく調べるので、『盾の勇者の成り上がり』の記事もおすすめされた。

Googleアプリに表示されたDiscoverのおすすめ記事一覧

GoogleアプリのDiscoverに掲載されるとGoogle砲が起きやすい

Googleアプリのおすすめ記事に表示されると、そのリンク経由で記事にアクセスする人が増える。「Discover」経由で短期間にアクセスが急増すると、「Google砲」が発動。

Web界隈では「Google砲を被弾した」「Google砲をくらった」と表現する。この場合の「被弾」「食らう」は良い意味で使う。

「Discover」による「おすすめ記事」の表示内容は、好みに合わせてカスタマイズができる。詳しい操作方法は、Googleの公式ヘルプで。

参考:Discoverの表示をカスタマイズする / Google公式ヘルプ

Chromeアプリの「おすすめ記事」経由で起きるGoogle砲

Googleのブラウザ、Google Chromeのスマホアプリ版では、新規タブを開いたとき、検索窓の下に「おすすめ記事」が表示される。

Chromeの「おすすめ記事」は、「Discover」ではない。ただし、「Discover」と同様に、ユーザーの興味に合わせて表示される記事が変わるため、機能的には似たようなもの。

たとえば、こちらは筆者のChromeアプリに表示された「おすすめ記事」の一覧。アニメの情報をよく検索すること、直近でイチローのインタビュー文字起こし記事を読んだことから、このようなおすすめ一覧が表示されたと思われる。

Google Chromeアプリに表示されたおすすめ記事一覧

Chromeのおすすめ記事に表示されるとGoogle砲が起きやすい

参考:おすすめの記事を探す、編集する / Google公式ヘルプ

どのような記事がGoogle砲を受けやすいのか?

Googleアプリの「Discover」と、Googleアプリの「おすすめ記事」に掲載される基準は公開されていないため、正確な要素は不明。

Google公式ヘルプによると、「Discover」に掲載される条件は以下。

・Googleにインデックス登録されている
・Googleニュースのコンテンツポリシーを満たしている
・特別なタグや構造化データは必要ない
・ユーザーの関心を引くと思われる内容のコンテンツを投稿する
・コンテンツに高画質で大きい画像を使用する(1,200ピクセル以上)
・高画質画像を表示する許可をGoogleに伝える(AMP化、またはGoogleのオプトインプログラムへの参加を申し込む)

※「AMP」=「Accelerated Mobile Pages」の略で、モバイル端末で記事を高速に表示させる仕組み。

参考:Google Discover / Google公式ヘルプ

Googleの公式ヘルプには、文中画像を「Discover」に表示する許可をGoogleに伝える方法のひとつとして、「Googleのオプトインプログラムへの参加を申し込む」という条件が書かれている。しかし、SEO業界で著名な「海外SEO情報ブログ」によると、AMP化もオプトインプログラムへの参加もしてなくても、他の条件を満たしていれば「Discover」には表示されるとのこと。

参考:Google Discover、通称“Google砲”の最適化には大きな画像が重要 / 海外SEO情報ブログ

上記以外にも、「特化した記事であること」「SNSで短期間に多くシェアされる」「はてなブックマーク・通称はてブが多くつく」といった条件を満たすことで、Googleの「おすすめ記事」に掲載される可能性が高まる。ただし、これらはあくまでも推測であり、Google砲を保証するものではない。

参考:Google砲(Google Chromeアプリのおすすめ記事)を何度も狙う方法

KATE(MY LITTLE LOVER)

読み : ケイト (マイリトルラバー)

KATEはMY LITTLE LOVERの楽曲の作詞クレジットに登場する人物。
シングル曲『Man & Woman』『白いカイト』『Hello, Again 〜昔からある場所〜』の作詞クレジットにKATEという人物名が記載されている。

Hello,Again~昔からある場所~

KATEって誰?

KATEは実在する人物ではなく、
Kenji Akko Takeshi Ensemble」の略である。
当時のマイラバのメンバーの頭文字に「Ensemble」をプラスし、KATEという名義が誕生した。
KATE名義の作詞は全て小林武史によるものだが、マイラバは女性が作詞をしているというイメージを持ってもらうため、KATE名義とした。
3つのシングル曲が収録されているファーストアルバム『evergreen』では小林武史名義に変更されている。

Kenji・・・藤井謙二
Akko・・・赤松亜希子
Takeshi・・・小林武史

イワンコフ

読み : イワンコフ

イワンコフはマンガ『ワンピース』の登場人物、通称イワさん

イワンコフ

イワンコフの元ネタ・モデル

元ネタはイギリスのミュージカル映画『ロッキー・ホラー・ショー』に登場するフランク・フルター博士。イワンコフ同様(?)フルター博士もバイ・セクシャルである。

米米CLUBもロッキー・ホラー・ショーを参考にしているそうです。

イワンコフの口ぐせ「ヒーハー」とブラマヨ小杉の「ヒーハー」

イワンコフの口ぐせである「ヒーハー」と、ブラックマヨネーズの小杉の持ちギャグである「ヒーハー」が同時期に世に出たため、どちらかが先で、どちらかが元ネタなのか、という論争があった。

2018年1月9日放送の「ホンマでっかテレビ」にて、さんまやブラマヨらが作者の尾田栄一郎の自宅を訪問した際、尾田先生の方から「ヒーハー」の話が持ちかけられた。
これは、どちらかがパクったわけでもなく、全くの偶然で同じタイミングで世に出た、というのが真相。

当時、小杉はイワンコフの「ヒーハー」のパクリと言われていたが、尾田先生も小杉の「ヒーハー」をパクったと言われていたそうだ。

※もともとは馬に乗ったウエスタンの掛け声「ヒーハー」が元ネタ。

長らくお互いモヤモヤしたものが晴れ、収録日の2018年12月8日は「ヒーハー記念日」ということで丸くおさまった。

トータル・イクリプス(TOTAL ECLIPSE )

読み : トータル・イクリプス

トータル・イクリプスはテレビ東京系のアニメ。2012年7月1日より放送開始。

PC用の恋愛シミュレーションゲーム「マブラヴ オルタネイティヴ」のスピンオフ企画が「マブラヴ オルタネイティヴ トータル・イクリプス」であり、テックジャイアンで小説として連載され漫画化・アニメ化された。

1973年に地球に襲来した異星起源種「BETA」と闘うため、人型兵器・戦術機に搭乗しする衛士ユウヤ・ブリッジス、篁唯依(たかむらゆい)らの物語。

トータル・イクリプス(total eclipse)の意味

「トータル・イクリプス(total eclipse)」は「皆既月食」を意味する。

「月食」は地球が太陽と月の間に入ると太陽光が地球によって遮られ、月が地球の影によって月が欠けた状態に見える現象。
太陽光が一部分だけ遮られる状態を「半影」、太陽光が完全に遮られた「本影」の状態を「皆既月食」と呼ぶ。

皆既月食

「皆既月食」になると地球の大気で屈折した赤い光がわずかに入り込み、月が赤銅色になって見える。