ネタをランダムに見てひまつぶし

型月厨

読み : カタツキチュウ

型月厨の意味

型月は「TYPE-MOON」のネットでの別称で、型月作品つまりTYP-MOONの作品が異常に好きで問題行為を起こす厨房のことを「型月厨」と呼ぶ。現在はあまり見かけなくなったが他の厨房よりも荒らしや迷惑行為が過剰で、他のゲーム作品やアニメのキャラをすぐに型月のパクリだと中傷するなどの行動が過去に問題となり、アンチTYPE-MOONを多く生み出したと言われている。他の健全な型月ファンは肩身の狭い思いをするハメになり、型月ファン以外の型月作品に対する見方に対し悪影響を与えたと言われている。決して作品自体が悪いわけではなく、迷惑行為を行う一部の過剰な厨房がTYPE-MOON作品自体の評価も下げてしまったとも言われる。

他の作品を『月姫』(同人サークル時代のTYPE-MOONが制作したビジュアルノベル)のパクリである、型月作品の劣化版であるといった内容でスレを荒らす厨房が多かった。注意したいのは型月ファン=型月厨ということではなく、型月をネタに一部の厨房が荒らしを行なっていたということ。

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TYPE-MOONとは

そのまんま東

読み : ソノマンマヒガシ

そのまんま東はたけし軍団の一員であり、ビートたけしにとって一番最初の弟子。
お笑い芸人、タレントとして活動していたが、2006年12月に宮崎県知事選挙に立候補することを表明。2007年に行われた宮崎県知事選挙で見事当選を獲得。選挙活動時は芸名のそのまんま東を名乗っていたが、県知事就任後は本名の東国原英夫(ひがしこくばるひでお)として活動。

八王子出身の2MC・1DJのグループ、FUNKY MONKEY BABYSが『そのまんま東へ』というタイトルの曲をリリースし、シングルのジャケットにそのまんま東を起用している。
そのまんま東へ

そのまんま東の由来

たけし軍団のメンバーの芸名をたけしが命名するという席が設けられ、他の弟子たちは新しい芸名があたえられたが東国原だけ芸名が与えられておらず、「殿、私の名前はどうなるのでしょうか?」とたけしに聞いたところ、「お前はそのまんま、東だよ」と言われた。たけしは命名するのが面倒になって改名前の芸名「東英夫」のまんまでいいよ、という意味で言ったのだが、書記係だったラッシャー板前が勘違いして「そのまんま東」とメモしたことから、そのまんま東という芸名になった。

二代目そのまんま東(ゾマホン)

そのまんま東という芸名は、ビートたけしの付き人を務めている西アフリカ・ベナン共和国出身のタレント、ゾマホン・ルフィン二代目そのまんま東として襲名している。ビートたけし自らが発表したのだが、一般的にはあまり認知されていない。オフィス北野のホームページ内のゾマホンのプロフィールは二代目そのまんま東(ゾマホン)となっている。なので、現在はそのまんま東と言えばゾマホンのことを指す。

どんぐり野郎

ちなみに二代目そのまんま東(ゾマホン)は『どんぐり野朗』というシングルを発売している。一聴の価値アリ。

四月に降る雪(ブギーポップは笑わない)

読み : シガツニフルユキ

「四月に降る雪」の元ネタは、プリンスの楽曲

「ブギーポップ・リターンズ VSイマジネーター」に登場する「四月に降る雪」というフレーズは、プリンス&ザ・レヴォリューションの楽曲「Sometimes It Snows in April」が元ネタである。「Sometimes It Snows in April」を直訳すると、「時々、四月に降る雪」という意味。意訳すると「時には、四月にも雪が降る」。

「Sometimes It Snows in April」は、プリンスの初監督作品となった映画「アンダー・ザ・チェリー・ムーン」(1986年公開)で、自身が主役を務めたクリストファー・トレイシーの死について歌った曲。歌詞は、四月になると死んだトレイシーを思い出すという内容。「雪」は、涙や悲しみを表現しているのだろう。

「VSイマジネーター」のプリンス関連の元ネタ

「VSイマジネーター」では、「四月に降る雪」以外にもプリンス関連の元ネタが盛り込まれている。

ブギーポップ・リターンズ-VSイマジネーターPart1ブギーポップ・リターンズ-VSイマジネーターPart2

SING(2巻/Part 1の副題)
2巻のPart 1の副題「SING」は、1987年リリースのプリンスのアルバム「Sign ‘O’ the Times」が元ネタ。副題の下に書かれている「Sometimes It Snows in April」と「If i was Your Girlfriend」も共にプリンスの楽曲。

VS Imaginetor Part 1 SING
including
“Sometimes it snows in April”
and “If i was Your Girlfriend”

引用:ブギーポップ・リターンズ VSイマジネーターPart1

PARADE(3巻/Part 2の副題)
「PARADE」は、1986年リリースのプリンスの同名アルバムが元ネタ。「Sometimes It Snows in April」が収録されているアルバム。「Do U Lie」「The Sacrifice of Victor」もプリンスの楽曲。

VS Imaginetor Part 2 PARADE
including
“Do U Lie”
and “The Sacrifice of Victor”

引用:ブギーポップ・リターンズ VSイマジネーターPart2

カミール、スプーキーE
「カミール」と「スプーキーE」は、ともにプリンスの別名義が元ネタ。プリンスはさまざまな名義を使っていて、「Camille」「Spooky Electric」という名も使っていた。

ペイズリー・パーク
プリンス&ザ・レヴォリューション名義の楽曲「Paisley Park」が元ネタ。ペイズリー・パークは、アメリカのミネアポリスにあるプリンスの自宅兼スタジオの名称でもある。

ザ・ラダー
プリンス&ザ・レヴォリューション名義の楽曲「The Ladder」が元ネタ。

第四話=君と星空を I Wish U Heaven(1巻)

1巻の四話のタイトル「I Wish U Heaven」は、プリンスの同名曲が元ネタ。

3巻のあとがきによると、作者は音楽がかなり好きで、好きなジャンルを問われても答えられないくらい、いろいろな音楽が好きなのだそうだ。「ブギーポップ」という名前も、ロックシンガーのイギー・ポップが元ネタであると思われる。

ブギーポップの元ネタ

魔人ブウ

読み : マジンブウ

魔人ブウはマンガ『ドラゴンボール』の登場人物
原作ドラゴンボールにおける最後の敵キャラであり、デブブウから始まりさまざま形態に変化、最終的には生まれ変わる。

魔人ブウの由来

魔人ブウ及びブウ編の敵キャラクターは魔法おまじないにちなんだ名前となっている。

ビビディ、バビディ、魔人ブウ → ビビデバビデブー
ダーブラ → アブラカタブラ
ヤコン → テクマクマヤコン
プイプイ → チチンプイプイ

またオレ何かやっちゃいました?

読み : マタオレナニカヤッチャイマシタ

またオレ何かやっちゃいました?とは

「またオレ何かやっちゃいました?」は、2つの意味がある。

  • 1:失態をやらかしてしまった
  • 2:え?これってすごいんですか?自分にとっては当たり前ですけど?

ネットでは、1の「失態をやらかしてしまった」の意味で使われることが多い。「(気づかないうちに)またなんかミスしちゃいました…?」という意味。

2だと嫌味な奴に聞こえるが、元ネタはこっちのニュアンスで使われている。具体的にはこんな感じ。

またオレ何かやっちゃいました?の元ネタ

「またオレ何かやっちゃいました?は、ライトノベル『賢者の孫』が元ネタ。主人公のシン=ウォルフォードのセリフが元ネタであるが、原作の小説に該当のセリフはなく、マンガ版にのみ登場する。

原作の小説では「あれ?また何かやったか?」というセリフだったが、マンガ版で「またオレ何かやっちゃいました?」に変更された。意味は同じだが、厳密な元ネタはマンガ版である。

アニメ版でも「またオレ何かやっちゃいました?」のセリフが採用され、該当のシーンはマンガ版のコマ(文字付き)がそのまま使われた。

本作における「またオレ何かやっちゃいました?」は、失態や粗相をやらかしたという意味ではない。主人公のシンが圧倒的な能力を持つ(いわゆるチート能力者)であるがゆえに、その強さで周囲を驚かせたり、呆れさせたりしてしまった、という意味で使われる。

まず基本情報として、主人公のシンはもともとサラリーマンだったが、交通事故により死亡し、異世界転生で賢者リーマンと導師メリダの孫として育てられることに(血縁関係はない)。大賢者からの教育と前世の知識によって常識外れな魔法力を得たが、森の奥で育てられたので世間知らずである(ここが肝)。

シンが規格外の魔法力を持っていること、世間知らずで常識を外れた言動をすることをふまえ、「またオレ何かやっちゃいました?」というセリフが登場した経緯と、セリフの意味を解説する。

主人公のシンが、10歳で3メートルくらいある熊の魔物を狩ったという話をしたところ、友人たちはその破天荒なエピソードに唖然する。みんなが驚き呆れている様子を見て、シンは「またオレ何かやっちゃいました?」と発した。

通常なら、「やっちゃいました?」は失態に対して使うセリフだが、シンの場合は違う。シンは世間知らずで、何気なく見せた力や経験談で周囲を驚かせることが多く、メリダからよく叱られているため、「また世間知らずな言動でみんなを驚かせてしまった」という意味で発している。

原作では「あれ?また何かやったか?どれだ、熊か?十歳か?」というセリフで、自分のエピソードでみんなを呆れさせてしまった、というニュアンスで描かれている。

原作:賢者の孫 – 緊急事態が起こりました
マンガ版:賢者の孫 2巻 第6話より

シンのまたオレ何かやっちゃいました?発言

ほかにも、シンのまたオレ何かやっちゃいました?的な発言がいくつかある。原作とマンガ版とのセリフの違いを比較しながら解説。

皆の人生変えちゃった?

マンガ版

シン:
ごめんオレ…ひょっとして…
皆の人生変えちゃった?

出典:賢者の孫 4巻 第14話より

原作

シン:
……皆の人生を変えちゃったなぁ……

出典:賢者の孫 – 意外と大問題でした

王子でありシンの親友でもあるアウグストから、究極魔法研究会(学院の部活のようなもの)のメンバーは、卒業後に国の管理下に置かれると知らされた。研究会はシンの指導によって世界最強部隊となるが、国のパワーバランスをとるために王子直轄の特殊部隊として動くことになるとのこと。

シンの常識外れな魔法の指導を受けたことでメンバーの力が跳ね上がり、みんなは特殊部隊というエリートコースを歩むことになったのだ。

それを聞いたシンは、「自分のせいでみんなの人生を変えてしまったのでは…?」と責任を感じてしまう。これも「またオレ何かやっちゃいました?」と同じように、「オレって強すぎるんじゃ?」的な発言である。別に誰も「シンに人生変えられた」なんて言っていないのだが…。