ネタをランダムに見てひまつぶし

チラジ

読み : チラジ

チラジとはプロ野球選手中島裕之選手の別名である。
中島裕之は2000年のドラフト5位で西武ライオンズに入団、2004年からレギュラーとして出場しWBC日本代表に選ばれるなど日本を代表する遊撃手として活躍、2012年オフに海外FA権を行使してオークランド・アスレチックスへと移籍した。

チラジの元ネタ・由来

中島選手が「チラジ」と呼ばれているのは2011年7月11日の対オリックス戦での出来事が元ネタとなっている。

この日の試合、西武が7点リードえ迎えた6回の攻撃、バッターボックスの中島にオリックスの高宮が死球を与えてしまう。この死球に怒った中島はバットを投げ捨て、マウンドへ詰め寄った。この時に中島が一瞬後ろを振り返る動きをしたことから、ベンチをチラ見したということで「チラジ」と呼ばれることになったのだ。

バットを投げ捨ていかにもブチ切れたような素振りだったのにも関わらず、一旦自軍のベンチを振り返り味方の動きを確認してから乱闘を始めるというチキンぶりを笑った呼び名である。実際には中島がなぜ後ろを見たのか、どこを見ていたのかというのはわからないのでチキンなのかどうかはわからない。

この中島の打席、高宮が一球投げた後に投手コーチがマウンドに行っており、7点差ということもあってわざと当てるように指示があったのではという憶測もある。この乱闘によって試合は中断し、試合は警告試合とされている。試合後も両軍コーチが怒鳴りあうなどかなり荒れた試合だった。動画を見ると西武とオリックスのユニフォームの色が似すぎていて乱闘になるとどっちがどっちなのかよくわからない

うすた京介

読み : ウスタキョウスケ

うすた京介は日本の漫画家
代表作は『ピューと吹く!ジャガー』『セクシーコマンドー外伝すごいよ!!マサルさん』

ピューと吹く!ジャガー 1 (ジャンプ・コミックス)

うすた京介の由来

ペンネームの由来は台所にあった『ウスターソース』。

ウスターソースをもじってうすた宗介として賞に応募。見事受賞をしたのだが、『』の字が『』と誤植され『京介』として掲載されてしまった。

誤植ではあったが受賞したのだからということでそのままにしたとのこと。

エコーズ

読み : エコーズ

マンガ『ジョジョの奇妙な冒険』に登場するスタンド。
使用者は広瀬康一
康一の成長に併せてACT1、ACT2、ACT3と進化する。

エコーズの元ネタ

名前の元ネタとなっているのはピンクフロイドの楽曲『エコーズ(Echoes)
1971年発表のアルバム「Meddle(おせっかい)」に収録されている23分の大作。
2001年に発売されたベストアルバムのタイトルにもなっている。

Pink Floydの由来

ノモフォビア

読み : ノモフォビア

ノモフォビアとは – 意味

ノモフォビアとは、「No Mobile Phone Phobia」を略した言葉。「Phobia」は「恐怖症」という意味で、重度のスマートフォン依存症(携帯電話依存症)を意味する。

ノモフォビアは、スマートフォンなどの携帯電話端末がないと不安になる、恐怖を感じるという依存症で、特に若い世代に多くみられる症状。

スマホや携帯電話は生活になくてはならないツールだが、外出時に家に忘れてしまったり、バッテリーが切れてしまったりするのはよくあること。依存傾向にない人ならば不便を感じてもパニックに陥ることはないが、ノモフォビアにかかっていると強い不安や恐怖を感じ、ときにはパニックに陥ることもある。

ノモフォビアは世界的に問題になっている現代病ともいえる症状で、いわゆるスマホ中毒の状態になっている人が多い。

たとえば、香港の地下鉄で、スマホが動かなくなってパニック状態に陥った女性の動画が話題になったことがある。この女性は人目もはばからず取り乱し、スマホを何度も叩き、しまいには叫びながらスマホを踏みつけていた。これはノモフォビアの症状の例のひとつであるが、このようにスマホが動かなくなったり、手元になかったりすることでパニックに陥るノモフォビアの症状が表れる人が増えている。

ノモフォビア度のチェック

以下の項目に多く当てはまるほどノモフォビア=スマホ依存症の可能性が高くなる。

・食事中もずっとスマホを触っている
・友達といるときもずっとスマホを触っている
・トイレやお風呂にもスマホを持ち込む
・スマホを触っていないと落ち着かない
・スマホがない、バッテリーが切れるとイライラする
・スマホがない、バッテリーが切れると不安や恐怖を感じる
・メールやLINEの通知がないかこまめにチェックしてしまう
・テレビや映画を観ているときもスマホを触っている
・眠っているとき以外ずっとスマホを触っている
・スマホを手に持って寝ることが多い
・財布を忘れてもスマホは絶対忘れない
・着信やバイブが鳴っていないのに鳴った気がすることが多い(幻想振動症候群)
・歩きながらスマホを操作することがよくある(歩きスマホ)
・車やバイクの運転中もスマホを操作することがよくある

ノモフォビアはスマホに強い依存心があるため、スマホを触っていないと落ち着かないといった症状がみられる。友達や恋人が自分と一緒にいる間ずっとスマホを触っている場合、ノモフォビアの可能性が考えられる。「あなたといてもつまらない」と言われたらぐうのねも出ないが…。

歩きスマホや車やバイクの運転中にもスマホを操作をしてしまう人は要注意。自分だけならまだしも、人に迷惑をかけてしまうおそれがある。事故を起こしてから後悔しても遅いので、歩きスマホ、車やバイクの運転中にスマホを操作するのはやめよう。

幻想振動症候群

ノモフォビアと同じようにスマホ依存の傾向がある症状として、スマホが鳴っていないのに鳴ったように感じる「幻想振動症候群(ファントム・ヴァイブレイション・シンドローム)」というものがある。幻想振動症候群=ノモフォビアというわけではないが、頻繁にこの症状が現れるようならスマホ依存度は高いかもしれない。

振動という言葉が使われていることからもわかるように、スマホや携帯電話のバイブ機能で端末が振動したと勘違いするのが幻想振動症候群である。ポケットに入れていて、スマホのバイブが振動したと思って取り出してみたものの着信がなかった。これが頻繁に起こるのが幻想振動症候群の症状。

人のスマホが鳴ったのに自分のスマホが鳴ったと勘違いするのは、よくあることだろう。これは幻想振動症候群と判断するかは微妙なところで、ただの勘違いで一度くらいであればまあ問題ない。

ノモフォビアによる悪影響

ノモフォビアはスマホがないと不安に襲われるという以外に、こんな悪影響がある。

・睡眠障害
スマホの画面から発するブルーライトは脳を覚醒させる作用があるため、寝る前にスマホを操作すると寝付きがわるくなってしまう。寝る前のスマホ操作は体内時計を狂わせてしまう原因となり、それが続くと睡眠障害に陥ることがある。スマホにはブルーライトを軽減する機能やアプリがあるが、スマホを触ること自体が脳を覚醒させてしまうので、寝る前はスマホを触らないほうがいい。

・スマホ首(ストレートネック)
通常、頚椎(首の骨)はゆるやかなカーブを描いているのが、スマホを操作するときは首の骨がまっすぐになってしまい、その状態が続くとスマホ首になってしまう。スマホ首になると血流が悪化し、肩こりや首コリを引き起こす。

・ながらスマホによる事故
歩きながらスマホを操作する、車やバイクを運転しながらスマホを操作するといった「ながらスマホ」は事故につながる可能性が高くなる。自分では周りも意識しながらスマホを操作しているつもりでも、人間の脳は一度に2つ以上のことを処理できないため、スマホの画面を見ているときは周りが見えていない。たとえば時速60キロで走行した場合、2秒間で約33.3メートルも進むため、スマホを操作して前を見ないで運転するのはいかに危険であるかがわかるであろう。

・コミュニケーションの減少
家族や友達、恋人といるときでも常にスマホを触っていると、コミュニケーションが減ってしまう。スマホを触っていると話しかけにくいし、話しているのにこちらも向かずにスマホを触りながら返事をされると話す気がなくなる。そうしたことが積み重なるとコミュニケーションが低下してしまうだろう。

ノモフォビアを治すためにできること

・寝る前はスマホを触らない
・歩きスマホをしない
・運転中は絶対にスマホを触らない
・食事中はスマホを見ないようにする
・人といるときはスマホを見ないようにする
・必要がないとき以外はスマホを触らない
・予備のバッテリーを持ち歩かない
・ながらスマホをやめる(テレビを観ながら、映画を観ながらなど)
・ゲームアプリで遊ぶ時間を決める

すぎうちくんもはんおそう

読み : スギウチクンモハンオソウ

「すぎうちくんもはんおそう」はプロ野球の契約更改の時期などによく用いられるフレーズ。

すぎうちくんもはんおそうの元ネタ

これはヤクルトスワローズのマスコットキャラクター・つば九郎の発言である。

最近ではこういったマスコットキャラクターが年末になると契約更改をするという話題が風物詩になっているが、つば九郎が2010年オフに行った契約更改での言葉がこれ。

前年オフには年俸2,896円+出来高と「ヤクルト飲み放題」で契約をしたつば九郎。このオフには8,960円で契約更改。本人は1万円の大台超えを狙ったが、イベントで子供やつばみを泣かせたこと、ペンギンに間違えられたことなどがマイナスとなって大台には届かなかった。しかし前年からの大幅増にサインしたつば九郎は「らいきがんばる。すぎうちくんも はんおそう」と発言してサインした。

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「すぎうちくん」というのは当時ソフトバンクホークスに所属していた杉内俊哉投手のこと。杉内はこのオフの契約更改で「携帯電話害者と同じですよ。新規加入の人には優しくて既存の人はそのまま」と更改をゴネていた。そんな杉内をいじったのがつば九郎の「すぎうちくんもはんおそう」というわけ。一応漢字で書くと「杉内君も判押そう」となる。

他球団の選手までネタにするという、畜生ペンギンらしい発言と言える。ちなみにこの翌年も「しゅうしんけいやくも」とFA宣言をして巨人との交渉での杉内の発言をネタにしていた。

墨田区

読み : スミダク

墨田区は東京23区の一つ、23区東部に区分されている
隅田川や両国国技館、そして2012年5月にオープンした東京スカイツリーがある
隅田川、荒川、中川に挟まれているということで水の郷百選の一つとなっている

墨田区の由来

墨田区は1947年に向島区と本所区が一つになって誕生した。
昔から人々に親しまれた隅田川堤の通称である「墨堤(ぼくてい)」の「墨」と「隅田川」の「田」から墨田区になった。要は隅田川が由来だということである。

墨田区という名前を決定するにあたって「隅田区」という名前も候補になっていた。しかし1947年当時は「隅」という字が当用漢字ではなかったため使用することができなかった。当用漢字は1946年に内閣によって告示されたものであり、1981年に常用漢字が告示されたことによって廃止となっている。そして隅田川は当時は荒川の本流部分の俗称であり法律上の正式名称ではなかった(1965年に隅田川に改称)、これらのことから「隅田区」とはならずに「墨田区」となった。

墨田区の紋章

墨田区紋章

墨田区の紋章は「スミダ」の頭文字であるカタカナの「ス」を3つ重ねたもの。言われてみればたしかにそうだ。

Firefox

読み : ファイアフォックス

FirefoxはMozilla Foundationが開発するウェブブラウザの名称
正式には『Mozilla Firefox』で、日本語では『ファイアフォックス』ネット上等では『火狐』と呼ばれる。

Firefoxになるまで

もともとFirefoxには別の名称があった。

Mozillaのオープンソースとして開発されたこのブラウザは、まずは『Phoenix』という名称が付けられる。しかしこの名称は『Phoenix Technologies』社の商標権侵害になるということがわかり、他の企業やプロジェクトで使用されていない『Firebird』という名称へと変更された。

このFirebirdという名前はオープンソースプロジェクトで一般的な名前として使われていたため、他のものとの重複を防ぐために再度変更をすることになる。そうして誕生したのが『Firefox』という名称だった。

Firefoxの意味・由来

ではなぜFirefoxという名称なのか。

これは前身の『Firebird』に似ているから、というのが理由で、Firefoxというのはレッサーパンダの別名であり、ユニークな名称で覚えやすく響きも良いということで採用されたとのこと。他のウェブ関連に同じ名称が無かったことも確認された。