カルピス(CALPIS)
読み : カルピス
カルピスは乳酸菌飲料の名称であると同時にカルピス株式会社の社名でもある。
カルピス株式会社は2007年味の素の味の素の完全子会社となっている。
カルピスは1919年(大正8年)7月7日に初めて販売され、
パッケージは七夕に発売したことにちなみ天の川をイメージした水玉でデザインしている。
カルピス(CALPIS)の由来・意味
脱脂乳を乳酸菌で発酵させた飲料「醍醐素」に砂糖を加えて2日ほど放置した結果生まれたのが「カルピス」の元で、日本の食事に不足していた「カルシウム」を混ぜて「カルピス」が完成したことが名前の由来となっている。
ここから「カルシウム」の”カル”、サンスクリット語の「サルピス」から”ピス”をとって「カルピス」と命名された。
「サルピス」は仏教で五味と呼ばれる乳・酪・生酥・熟酥・醍醐の中の熟酥(じゅくそ)を指す。
カルピスの元になっている醍醐は五味で最高位にあたりサンスクリット語で「サルピルマンダ」と呼ぶため「サルピル」や「カルピル」といった案もあったが、音声学の権威・山田耕筰に相談し響きの良さを重視して醍醐の次位である「サルピス」からとって「カルピス」となった。