うぇいよーとは・意味

うぇいよー

「うぇいよ−」はラッパーUZIの口癖であり、何かにつけて「うぇいよー！！」と叫んでいる。

「うぇいよー」の原型となったのは、UZIが乾杯の挨拶として使っていた「うぇい」という言葉で、テキーラを飲んでいる時に「うぇーい」とやっていたという。

しかし、「うぇい」という掛け声がバカやギャル男の代名詞になってきてしまったことと、きゃりーぱみゅぱみゅが「PONPONPONうぇいうぇいうぇい」と歌いだしたことから、「うぇい」を使うのをやめようかと考え出す。しかしそんな時に、自然と「うぇい」に「よー」を付つけて変化させ使いだしたのが「うぇいよー」だったのだという。
参考：「うぇいよー！」UZIインタビュー

ヒップホップ界隈のスラングで「A-yo（エイヨー）」あるいは「AY YO」というものがある。これは日本語で言うと「調子どう？」という挨拶として使われたり、「いくぞー！」といった感じの掛け声として使われている言葉。実際にUZIが言っている「うぇいよー」もこれと意味合いや使い所は同じであることから、これらの言葉が自然と混ざっていって出来た掛け声なのかもしれない。

2015年から始まったTV番組『フリースタイルダンジョン』ではナレーションと進行役を務め、番組内でも「うぇいよー」を連発していたUZI。番組の人気に伴ってUZIと「うぇいよー」の知名度も大きくなっていった。

しかし、2018年1月、UZIは大麻取締法違反によって逮捕されてしまい、フリースタイルダンジョンダンジョンへの出演も無くなってしまう。

このUZI逮捕の一件によって、UZIの代名詞であった「うぇいよー」が、大麻や逮捕の代名詞へと替わってしまい、「逮捕される」ことを「うぇいよーされる」と表現されるようにもなる。

中でも、フリースタイルバトルの中でよく大麻関連のラップをしているBASEが、動画『ダンジョンに呼ばれない理由』で語った「出たくないス。うぇいよーされたないもん。」は話題となった。

BASEは戦極18章でも「ノーうぇいよー。俺は捕まらないぜメーン。」と、UZIと同じく大麻で逮捕されたD.Oをセットでネタにしている。