千原ジュニア
読み : チハラジュニア
千原ジュニアとは
千原ジュニアは、よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属のお笑い芸人。
実の兄である千原せいじとのコンビ『千原兄弟』のボケ担当。
千原ジュニアの由来
もともと本名の「千原 浩史(こうじ)」で活動していたが、2005年に「千原ジュニア」に改名(以前から「ジュニア」と呼ばれていたが、芸名は本名だった)。
「ジュニア」という名前は、兄せいじが19歳の頃(当時ジュニアは15歳)アルバイトしていたアメリカ村の「ホワイトロック」という喫茶店の店長が、店によく通っていた弟・浩史の事を「ジュニア」と呼び始めたことが由来となっている。それを同期のバッファロー吾郎やFUJIWARAが真似して「ジュニア」と呼び出したことから周囲に広まっていった。
その店長が「ジュニア」と呼び始めた理由は、野球漫画『キャプテン』の登場人物「イガラシ」の弟が作中で周りから「ジュニア」と呼ばれていることから、だと言われていた。2017年8月9日に放送された『水曜日のダウンタウン』での「有名人の謎のあだ名の由来を調査」という企画でも『キャプラン』のイガラシジュニアが由来だと紹介されていた。
しかし、実はこれは千原ジュニアの思い込みであり、実際には『キャプテン』が由来ではなかったと、2014年11月11日に放送されたMBSラジオ『アッパレやってまーす!』の中で、千原ジュニア本人が以下のように話している。
2013年の『笑っていいとも増刊号』の企画で、名付け親の喫茶店の店長を探すことになり、お笑いコンビのデニスが調査。
奈良にいたという元店長(ヒデさん)に話を聞くと、当時の店のアルバイトとバイトはしていなかったがよく店に通っていた浩史の中で、浩史が15歳と一番年下で他のみんなとは歳が離れており、みんなから「子どもみたい」に可愛がられていたことや、当時のジュニアはヒデさんのことを「アニキ、アニキ」と慕っていたことから「ジュニア」と名付けたのだとコメントをもらった。
参考:千原ジュニア、芸名でもある「ジュニア」と呼ばれ始めた理由「名付け親は喫茶店の店長」、『笑っていいとも増刊号』2013年11月10日放送
つまり、ジュニア自身は長らく『キャプテン』のジュニアだと思っていたが、「子どもみたい」に思われていたことからの「ジュニア」だったわけだ。
前述の水曜日のダウンタウンで『キャプテン』が由来だと紹介されたのが2017年で、いいとも増刊号が2013年であるため前後しているが、水曜日のダウンタウンでは千原ジュニアは出演していなかったため、本人には取材せずに過去の情報で紹介したのではないだろうか。