とんねるずのコンビ名の由来・意味

とんねるず

「とんねるず」というコンビ名は貴明の「T」と、憲武の「N」が由来となっている。

高校の同級生だった石橋と木梨がコンビを結成し、二人の本名から「貴明＆憲武」というコンビ名で日本テレビ『お笑いスター誕生！！』に出演。素人ながら4週目まで勝ち抜きプロデビューを決意する。

当時、漫才コンビ・おぼんこぼんが赤坂のコルドンブルーというシアターのレビューショーに10年間出場していたのだが、お笑いスター誕生！！を10周勝ち抜いたことでそこを引退することになる。その後釜を探しているということで、おぼんこぼんから当時『お笑いスター誕生！！』に挑戦中だった『貴明＆憲武』が推薦される。

コルドンブルーのオーディションを受け、合格した二人は『貴明＆憲武』で出演しようとしていたが、当時そのレビューショーを制作していた日本テレビのプロデューサー井原高忠が「『貴明＆憲武』は覚えづらい」と改名を提案。

「貴明＆憲武」のイニシャルが「T」と「N」であることから、井原は『とんまとのろま』か『とんねるず』のどちらが良いかを本人達に選ばせることに。二人は「とんまとのろま」は嫌だが、「とんねるず」も嫌だと思ったそうだが、どちらかと言われたのでどちらかと言われればと「とんねるず」を選択した。

もっとかっこよい名前を付けたかったな、と石橋は話している。
参考：岡村隆史のオールナイトニッポン-2018年3月1日放送

「とんねるず」の由来については、「二人が暗かったから」や「とんねるを抜けるとスターだった」といった説があるが、石橋本人が話している上記の由来が正しいということになる。ただ、名付け親の井原が「とんねるず」を提案したのは、当時の二人を見て「暗いやつら」思ったからだとも言われている。