覚悟はいいか?オレはできてる

読み : カクゴハイイカオレハデキテル

覚悟はいいか?オレはできてるとは

「覚悟はいいか?オレはできてる」は、相手の覚悟を確認する時などに用いられるフレーズ。

逆に「覚悟はいいか?オレはできてない」として、自分の覚悟のなさを表明する際に用いられることもあるようだ。

覚悟はいいか?オレはできてるの元ネタ

「覚悟はいいか?オレはできてる」というフレーズは、マンガ『ジョジョの奇妙な冒険』第5部の登場人物、ブローノ・ブチャラティの台詞が元ネタである。

ジョジョ第5部では、主人公のジョルノ・ジョバーナがギャング組織の一員となり、ブチャラティの率いるチームに加入する。

チームは組織のボスからトリッシュというボスの隠し子を護衛する任務が命じられ、組織を裏切った暗殺チームからトリッシュを守ることとなる。

その護衛の道中、チームは特急列車に乗るのだが、そこで暗殺チームからの襲撃を受け、暗殺チームの1人であるプロシュートのスタンド「ザ・グレイトフル・デッド」の能力によってブチャラティのチームは老化させられ戦うことができなくなってしまう。

動けなくなったチームのメンバーの中で、なんとか老化を食い止めプロシュートと戦うブチャラティ。プロシュートのスタンドは直接触れることで急激に老化させることも可能であるため、直接プロシュートに攻撃するのは危険なのだが、ブチャラティはそれも承知でプロシュートを攻撃、老化によって遅くなった動きのせいで簡単に腕を掴まれるが、逆にブチャラティは腕を掴み返し次のように言い放つ。

掴まえられるのも覚悟の上だ…

『任務は遂行する』『部下も守る』

「両方」やらなくっちゃあならないってのが「幹部」のつらいところだな

覚悟はいいか?オレはできてる

引用:ジョジョの奇妙な冒険53巻

列車の壁と床にはブチャラティのスタンド能力によってジッパーが取り付けられており、それを開くことで150キロで走る列車から自分もろともプロシュートを外に放り出し、仲間やトリッシュから遠ざけることができる。

つまり、自分を犠牲にしてでも任務を遂行し、仲間を守るという「覚悟」がブチャラティにはあるということである。

アニメ版

格闘ゲーム『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』でもこの台詞が使われている。

『ジョジョの奇妙な冒険 アイズオブヘブン』では、ジョルノと組むことで「覚悟はいいか?俺たちはできている」という台詞を聞くことができる。

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