Children of Bodom

読み : チルドレンオブボドム

Children of Bodomはフィンランド出身のデスメタルバンド。

世界的ギター・ヒーローの1人アレキシ・ライホを中心に1993年に結成され、1997年にアルバム『Something Wild』でデビューした。

Children of Bodomのバンド名の由来

「Children of Bodom」は、直訳すると「ボドムの子どもたち」となるが、「ボドム」というのは彼らの出身地であるフィンランドの都市エスポーにある「ボドム湖」という湖の名前。

しかし、ただ単純に出身地をバンド名にしたというわけではなく、1960年にそのボドム湖で起きた殺人事件「ボドム湖殺人事件」を由来としている。

この事件は湖畔でキャンプをしていた4人の10代の若者が何者かに襲われ、3人が死亡1人が重症を負ったというもの。

事件から12年後に湖の近くのキヨスクで働いていた男が、自身が犯人であると遺書に書き残し自殺するも警察は彼が犯人であることを否定。2004年には唯一の生存者であった男性が犯人ではないかと逮捕されたが、結果的には無罪が確定している。

今なお謎の多い事件であり、フィンランドでは多くの注目を集めるテーマとなっている。

Children of Bodomのメンバーは当時、地元の電話帳からバンド名になる名前を探していたところ「ボドム湖」を見つけ、この事件に興味を持ちバンド名に採用したのだという。

結成当初の1993年は「Inearthed(インアースド)」というバンド名であったが、1996年に所属レーベルとの契約を破棄する目的で一旦解散し再結成した際に「Children of Bodom」に改名した。

ボドム湖の水でビールを販売

Children of Bodomは2019年、そのバンド名の由来となったボドム湖の水を使ってオリジナルビールを販売すると発表。

ビールの名前は『Lake Bodom Pre-Prohibition Lager』で、トレーラー映像も作られている。

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