忘れられないの(サカナクション)のPV

読み : ワスレラレナイノ

サカナクションの楽曲『忘れられないの』のPVは、「80年代前半の新しくて懐かしいポップスの世界を現代に再現する」ことをテーマに制作された。PVでは、80年代のファッションや音楽番組の雰囲気を再現。

監督は、『夜の踊り子』『新宝島』『さよならはエモーション』などのPVを手がけた田中裕介氏が担当。

『忘れられないの』のPVの明確な元ネタは明かされていないが、杉山清貴をオマージュしたのではないかといわれている。

サカナクションのボーカル・山口一郎は、杉山清貴のトレードマークであるサングラスに、白いジャケットというファッションを再現。音楽番組のスタジオのセットも、常夏の雰囲気を再現していることから、PVは杉山清貴をひとつの参考にしたと思われる。

サカナクション『忘れられないの』のPV

こちらは、当時(80年代)に杉山清貴が音楽番組に出演した際の映像。曲は『ふたりの夏物語』と『さよならのオーシャン』の2曲。

※杉山清貴は、1983年に杉山清貴&オメガドライブでデビューしたシンガーソングライター。『さよならのオーシャン』でソロデビューし、20万枚のヒットを飛ばす。

Mステで80年代の音楽番組を再現

テレ朝の音楽番組『ミュージックステーション』(2019年6月21日放送)にサカナクションが出演した際、80年代の音楽番組風の演出で話題になった。画面右上に「80年代の音楽番組の世界観を再現」というテロップが表示されている。

テロップは手書き風にして当時の番組の雰囲気を再現。画面の比率も、当時の標準であった「4:3」を再現している。

山口一郎は、Tokyo FMのラジオ番組『SCHOOL OF LOCK! サカナLOCKS!』 にて、『忘れないの』のPVのこだわりを語っている。

参考:「ニューアルバム『834.194』を聴いた生徒に逆電!」

ソフトバンクのテレビCMソングに起用

『忘れられないの』は、ソフトバンクのテレビCM「速度制限マン篇」のCMソングに起用。広瀬すずが動画を視聴しようとすると、速度制限マンが視聴を阻止するという内容。

サカナクションの山口一郎もCMに出演。動画視聴を阻止する速度制限マンを阻止する山口一郎の姿が見れる。なお、サカナクショのPVの最後に速度制限マンが登場しているので、そちらもご覧あれ。

タネたんの一言
80年代風は逆に新鮮だね。

サカナクションの由来はこちらの記事で解説。

サカナクションの由来

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