魔法少女まどか☆マギカ

読み : マホウショウジョマギカマドカ

『魔法少女まどか☆マギカ』は2011年1月から4月までMBSで放映されていた深夜アニメ。
略称:まどか、まどマギ

Blu-ray第一巻の初週売上はテレビアニメ最高となる53,000枚を記録。
2012年秋に映画『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ』が公開。
劇場版はテレビシリーズ12話の再編集版で前後編に分けて公開。
[前編]始まりの物語 – 2012年10月6日 –
[後編]永遠の物語 – 2012年10月13日 –
[新編]叛逆の物語 – 2013年10月26日 –

映画は全3作となっており、前後編2本に加えオリジナル1本が公開される。

マギカの由来はラテン語で「魔法の」を意味する形容詞「magicus」の女性形「magica」。

英題の「Puella Magi」はラテン語で「魔法少女」を意味する。

ただし、「Puella」は「少女」を意味し「magi」は男性形で「魔法使い」を意味するため、正確には「Puella Magi=魔法少女」 にはならない。ラテン語で「魔法少女」と表現するなら「Puella maga」となる。
参考→「まどか」は女の子なのか、男の子なのか、何人いるのか?

インキュベーター(キュウべえ)の意味

作中でキュウべえは自分は地球外生命体の端末「インキュベーター」であると語っている。

インキュベーター(Incubator)」は英語で「孵卵器」を意味する。

つまり、キュウべえとの契約時に渡される”ソウルジェム”から魔女を孵化させる役割を担っていることを意味している。

「インキュベーター」であることを表現するため、キュウべえの背中には卵のような模様が描かれている。

劇団イヌカレーによるコラージュ

魔女のデザインや魔女との戦闘の舞台となる異空間の描写は「劇団イヌカレー」が手がけている。描写にはコラージュ(写真・絵・映像・新聞などの素材を切り貼りする手法)を用い、これまでのアニメになかった独特の描写は「メルヘンホラー」と形容されている。

※劇団イヌカレーは元ガイナックス所属アニメーター・2白犬「白石亜由美(しらいし あゆみ)」)と元タント所属・仕上げオペレーター・泥犬「穴井洋輔(あない ようすけ)」の2人によるアニメーション作家ユニット。
関連作品:『天元突破グレンラガン』『化物語』『うさぎドロップ』『偽物語』など

「マミる」「僕と契約して、○○になってよ!」

『現代用語の基礎知識』2012年版の若者用語に掲載されている「マミる」や2011年度ネット流行語大賞銅賞(3位)を受賞した「僕と契約して、○○になってよ!」は『魔法少女まどか☆マギカ』が元ネタ。
マミるの元ネタ
僕と契約して、○○になってよ!の元ネタ

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