テトリス
読み : テトリス
テトリスは1984年に発売されたコンピュターゲーム
いわゆる落ち物パズルゲームの元祖と言われる作品で世界中で人気となっている
日本ではアーケード版が人気となり、その後発売されたゲームボーイ版は400万本以上出荷されゲームボーイソフトで歴代1位の売上を記録している
テトリスの由来
テトリスという名称は「テトリミノ(Tetromino)」と「テニス」を組み合わせて作られたものである。
テトリミノというのは「ポリオミノ(polyomino)」という複数の正方形からなる多角形を隙間なく並べるというパズルから来ており、ギリシャ語で『4』を意味する「テトラ(tetra)」から4つの正方形をつなげた多角形がテトリミノと呼ばれる。テトリスで登場する7種類のブロックが「テトリミノ」と呼ばれている。
そこに「テニス」という単語を付けたのはテニスの語感がいかにもゲームを連想させる響きだったからだという。
テトリスというゲームのルールについてはペントミノという複数の形のピースを型にはめる、よく高速道路のパーキングなどで売られているようなあのオモチャから着想を得たという。
パジノトフ氏
テトリスを開発したのはロシア(旧ソ連)のアレクセイ・パジノトフ氏
パジノトフ氏はテトリスという世界的にも超有名なソフトを生み出したのにも関わらず、当時のロシアが社会主義であったことから十分な利益を得ることはできなかったという、まるでおよげたいやきくんのような話(「およげたいやきくん」は500万枚のヒットにも関わらず版権を買い取りにしたので印税が1円も入らなかったという話ですが…)その利益を受けられるようになったのは発売から10年以上がたった1996年に『テトリスカンパニー』を設立してからとのことです。
パジノトフ氏はテトリスを作った後にウェルトリスやハットリスといった続編的な作品も開発しています。しかしイマイチヒットしませんでした。1996年にはマイクロソフトに入社し、その後開発された『Hexic』はXbox360に購入時から内蔵されているのでプレイしたことが有る人も多いかも。また、アメリカ版『ヨッシーのクッキー』のデザインにも協力している。