カラー(スタジオカラー)
読み : カラー
カラーはガイナックスの元取締役であった庵野秀明が設立したアニメ映像作品の制作を行う会社。代表作は劇場版4部作『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』。
取締役を辞した庵野秀明が2006年5月に設立し、同年9月に制作スタジオである「スタジオカラー」が設立された。
庵野秀明の妻である安野モヨコ、アニメーターの摩砂雪(まさゆき)、アニメーション監督の鶴巻和哉らが取締役として運営に携わっている。
カラーの由来・意味
カラーの由来はギリシャ語で「歓喜」を意味する「χαρα」。同音語である英語の「Color」ではない。カラーの社名ロゴは庵野秀明の妻でありカラーの取締役でもある安野モヨコが手がけている。
『巨神兵東京に現わる』
『巨神兵東京に現わる』は東京都現代美術館の展覧会「館長 庵野秀明特撮博物館 ミニチュアで見る昭和平成の技」にて2012年7月10日より公開された特撮短編映画。
スタジオジブリのアニメ映画『風の谷のナウシカ』で巨神兵登場のシーンを担当した庵野秀明が脚本を手がけ、樋口真嗣が監督をつとめている。
ドキュメンタリー映画『監督失格』(2011年公開)は庵野秀明が実写としては初めてのプロデュースした作品。監督は映画監督、AV監督の平野勝之。
同映画は仕事仲間であり、元恋人でもあった林由美香(2005年に亡くなったAV女優、映画女優)をなくした平野氏の絶望と再生、そして“喪失”と向き合う人々を撮影した作品。