オリンパス
読み : オリンパス
オリンパスはデジタルカメラを中心とした精密機械器具の製造販売メーカー。
ICレコーダー、顕微鏡、双眼鏡、医療機器、X線分析装置などを製造している。
コーポレートスローガンに「Your Vision, Our Future」、経営理念に「Social IN(ソーシャル・イン)」を掲げている(意味は後述)。
1919年(大正8年)に「高千穂製作所」として創業し、1949年にオリンパス光学工業株式会社に、2003年にオリンパス株式会社に社名変更。2011年に巨額の損失を隠していた「オリンパス事件」が起こり株価が急落、上場廃止を免れたものの大きな注目を集めた。
【目次】
オリンパスの由来
オリンパスの由来はギリシャのテッサリア地方にある「オリンパス山(Mt. Olympus)」。「オリンパス山」はギリシャ神話でオリュンポス十二神が住む山とされている。日本語では「オリンポス山」と表記されることが多いが、英語では「オリンパス」と発音される。
オリンパスは顕微鏡などの商標として「高千穂製作所」時代から使われていた。「高千穂製作所」の由来である宮崎県にある「高千穂峰」は日本神話で八百万の神が住む山とされており、それに対して同じく神々が住むとされる「オリンパス山」を商標として使い始めた。
オリンパスのロゴのラインの意味
ロゴの下部にある黄色い線は「オプトデジタルパターン」と呼ばれ、「光」と「デジタルが持つ無限の可能性」をイメージしている。「オプトデジタルテクノロジー」と「オリンパスのダイナミックな革新性」を表している。
経営理念:「Social IN(ソーシャル・イン)」の意味
「Social IN」は「社会の価値を会社の中に取り入れる (Social Value in the Company)」を意味する造語。
「INterity(社会に誠実)」「INnovation(価値の創造)」「INvolvement(社会との融合)」の3つの「IN」が込められている。