目黒区
読み : メグロク
目黒区は東京23区の一つ、23区西部に区分される
比較的面積が小さく住宅地として発展してきたため、これといった特徴や有名な施設などはない
2012年現在の人口は27万人
目黒区の由来
目黒区は1932年に目黒町と碑衾町(ひぶすままち)が合併してできた区。
「目黒」という地名には諸説あるためハッキリとした由来については不明とされている。
まずは「目黒不動尊」からという説。これはこの地に古くからある「龍泉寺」というお寺が通称「目黒不動」と呼ばれているため、そこから地名が付けられたというもの。「目黒不動」というのは、五行思想の五色である「白・黒・赤・青・黄」にまつわる伝説をもつ不動尊を指す『五色不動』の一つ。これは各所に存在するが東京のものが特に有名であり、目黒不動の他にも目白不動、目赤不動、目青不動、目黄不動が存在している。さながら不動レンジャーである。ただしこの目黒不動以前から「目黒」という名称は存在していたようで、直接の由来とは言えない可能性もある。
他にはこの地方は牧場が多く、そこで飼われていた馬の毛色や目の色が黒かったからという説。
同じく牧場からの説として、馬が逃げ出さないよう土を盛ったあぜ道のことを馬畦(めくろ)と呼び、それが訛ったものだというものもある。
目黒区の紋章
目黒区の紋章は合併する前の目黒町で使われていたものをそのまま引き継いだものであり、大正8年に目黒町になる前の目黒村の役場関係者によって作られた。
そのため紋章の成り立ちについての記録は残っておらず、目黒の「目」の字を図案化したものだと言われているが、外側の六角形については意味がわかっていないとのこと。
「目」じゃなくて「日」に見えるのは気のせいだろうか。