クラウザーⅠ世のバネ
読み : クラウザーイッセイノバネ
クラウザーⅠ世のバネとは、マンガ『デトロイト・メタル・シティ』に登場するネタ
コミック7巻に収録されているTRACK74『ONE SECOND』に登場する。
クラウザーⅠ世とステージで対決することになったクラウザーⅡ世、その対決は一秒間に何回『レ◯プ』が言えるか、であった。以前にⅡ世はこの対決に負けていたが、この対戦ではⅡ世が一秒間に12回と「レ」半分を言うことで勝利する。
クラウザーⅡ世の勝利で対決は終わるが、Ⅰ世は「もう一回やり直しやがれ」と発言、しかしその際に口からポロリとバネが落ちる。Ⅰ世はこのバネの力を利用して『レ◯プ』を高速で言っていたのだった。
クラウザーⅠ世のバネの元ネタ
これは「バネを使って反則的に勝利を得ようとする」というエピソードなわけだが、元ネタを知らないとなぜバネを口の中に入れたら早く喋れるのか意味不明、となる。シュールなネタということでそれも良いかもしれないが、これにはちゃんと元ネタがある。
これはかつて高橋名人がコントローラにバネを仕込んで連射を行い逮捕された、という都市伝説が元ネタとなっている。
その昔高橋名人はゲームの達人であり、特に連打の名人として知られていた。その得意技がいわゆる「16連打」であり一秒間に16回の速さでボタンを連打するというものである。あまりの速さで子供たちの憧れとなり一躍時の人となったわけだが、そんな高橋名人が警察署の一日署長を依頼されたという話から、警察に呼ばれたという話になり、逮捕されたという都市伝説となったのである。
ちなみにこのバネのネタの後にクラウザーⅠ世がデスレコーズの社長に告白するシーンはドラマ『101回目のプロポーズ』が元ネタであることは言うまでもない。