こやつめハハハ
読み : コヤツメハハハ
「こやつめハハハ」は冗談を言う相手に対して「面白いやつ」「かわいいやつ」という意味で使われる。主に自分より目下の相手のちょっとした失礼な態度を怒らずに笑い飛ばす時に使用される。
「こやつめハハハ」の元ネタ
元ネタとなっているのは園田光慶/久保田千太郎のマンガ『三国志』、通称「園田三国志」と呼ばれる。真面目な三国志マンガとはちょっと違いなにかとハチャメチャなマンガである。
この園田三国志における曹操と司馬懿の会話が元ネタ。
曹操 「ワシは天にまで届く宮殿を作るつもりじゃ」
司馬懿「高い宮殿も結構ですが陛下もお年ですので昇ったまま昇天なさらぬように」
曹操「こやつめ!ハハハ」
司馬懿「ハハハ」
軍師である司馬懿が主君である曹操に対して冗談を言っており、本来なら処刑されてもおかしくないようなもの。しかしそこを曹操は「こやつめ、ハハハ」と笑い飛ばしているのである。