ケーシィ・ユンゲラー・フーディン
読み : ケーシィ・ユンゲラー・フーディン
ケーシィ・ユンゲラー・フーディンはゲームソフト『ポケットモンスター』シリーズに登場するポケモン
NO.063のケーシィが進化して064ユンゲラー065フーディンとなる。
分類は「ねんりきポケモン」である
ケーシィ・ユンゲラー・フーディンの由来
ねんりきポケモンということで3体とも「超能力者」の名前が由来となっている。
ケーシィはエドガー・ケイシーという予言者が由来。
エドガー・ケイシーは『20世紀最大の奇跡の人』と称されており、催眠状態で病気や難病の治療法を口述したそうな。
ユンゲラーはスプーン曲げで日本でも有名なユリ・ゲラーが由来。
1974年頃から日本のテレビ番組でスプーン曲げや止まっていた時計を動かすなどのパフォーマンスを行い超能力ブームを起こした。
そのためケーシィからユンゲラーに進化するとスプーンを持った姿になる。
フーディンは『脱出王』の異名を取ったハリー・フーディーニという奇術師が由来。
フーディーニというのは芸名であり、19世紀のフランス人奇術師ローベル・ウーダン(ROBERT-HOUDIN)のHOUDINにIを加えたものである。
ユリ・ゲラーの訴訟
ユンゲラーのモデルがユリ・ゲラーであるのは名前とスプーンから明らかであるが、そのモデルとなったユリ・ゲラーが肖像権の侵害であると任天堂を相手に訴訟を起こしたことがある。101億円という高額な訴訟であったが、ユリ・ゲラーがモデルであることは明白であり、任天堂が勝つ術はないだろうと思われていた。
しかし実際に裁判が行われるとユリ・ゲラーは訴訟を取り下げることとなった。その理由というのが下記の弁護士の言葉であった。
弁護士「このキャラクターは超能力が使えます。もし貴方とこのキャラクターが似ているというなら是非ここで超能力を使ってみてください」
ユリ・ゲラー「ぐぬぬ…」
ユリ・ゲラーは超能力者ではなかったということだ。