便器(ホークス)
読み : ベンキ
便器とは、2chの野球関連板やなんJなどで用いられるソフトバンクホークス、あるいはそのファンに対する蔑称である。
言葉そのものがあまりよろしくないので使いどころには注意が必要となる。というか使わない方が良い。
便器の由来・意味
ホークスファンが「便器」と呼ばれるようになったのは2003年に起きた事件が由来となっている。
当時フジテレビ系列で放送されていた『ワンナイR&R(ロックンロール)』というバラエティ番組があった。雨上がり決死隊やDonDokoDon、ガレッジセール、ペナルティらがコントなどを行う番組であったわけだが、2003年8月13日の放送において「ジャパネットたかた」をパロディした「ジャパネットはかた」という山口智充と宮迫博之によるコントが放送された。そしてこのコントの中で当時の福岡ダイエーホークス監督であった王監督の顔を便器の中に入れた「王シュレット」という商品を紹介した。
さすがにこれには放送後に苦情が殺到。ホークス球団もこの事を知り激怒し、フジテレビは王や球団に謝罪することとなった。結果としてこの年はフジテレビ系列では日本シリーズの中継がなくなるなどした。さらにウォシュレットの製造元のTOTOやジャパネットたかたがフジテレビ関連の番組スポンサーを降板するなどの余波もあった。
この事件以降当時王が監督を勤めていた福岡ダイエーホークス(現・ソフトバンクホークス)は「便器」という蔑称で呼ばれるようになった。「ソフトバンク」をこの便器とかけて「ソフト便器」と呼ぶこともあるためこれが由来と思われがちだが、ダイエーホークス時代からの蔑称であるためこれは「便器」ありきでの呼び方である。
このように大変不謹慎な由来があるということを知っているならば、軽々しく使うことはできない。