グラミー賞
読み : グラミーショウ
グラミー賞(Grammy Awards)は毎年2月に行われる音楽界で最も賢威のある賞。
主宰はナショナル・アカデミー・オブ・レコーディング・アーツ・アンド・サイエンス(NARAS)。
グラミー賞は通称で正式名称は「ナショナル・アカデミー・オブ・レコーディング・アーツ・アンド・サイエンス・アウォード」。
選考の対象となるのはアメリカ国内で販売された楽曲およびアーティスト/バンドであり、グラミー賞を主宰するNARASの会員の投票で受賞曲・受賞アーティスト/バンドが選ばれる。
グラミー賞の由来・意味
グラミー賞は「Gramophone(グラモフォン)」=「蓄音機」をかたどったトロフィーが贈られることから、グラミー賞(グラミー・アウォード)と呼ばれるようになった。グラモフォン形のトロフィーはミュージシャンにとって最高の栄誉となる。グラミー賞を受賞することは栄誉あるでだけでなく、受賞後はセールスに大きな影響を与える。
歴代の日本人グラミー賞受賞者
第27回グラミー賞(1987年)
石岡瑛子(デザイナー):「最優秀映画音楽アルバム賞」
マイルス・デイヴィスのアルバム『TUTU』のジャケットデザイン
第31回グラミー賞(1989年)
坂本龍一:「最優秀映画音楽アルバム賞」
サウンドトラック『ラストエンペラー』
第43回グラミー賞(2001年)
喜多郎:最優秀ニューエイジ・アルバム賞
アルバム『Thinking of You』
第50回グラミー賞(2008年)
中村浩二(太鼓奏者):「最優秀ニューエイジ・アルバム賞」
アルバム『Crestone』(ポール・ウィンターのアルバムに参加)
第53回グラミー賞(2011年)
松本孝弘(B’z):「最優秀ポップ・インストゥルメンタル・アルバム賞」
アルバム『TAKE YOUR PICK』(ラリー・カールトンと共作)
上原ひろみ(ジャズピアニスト):「最優秀賞コンテンポラリー・ジャズ・アルバム賞」
アルバム『THE STANLEY CLARKE BAND FEAT. HIROMI』(スタンリー・クラークのアルバムに参加)
内田光子(クラシックピアニスト):「最優秀インストゥルメンタル・ソリスト演奏賞」
アルバム『モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番・第24番』
松山夕貴子(琴奏者):「最優秀ニューエイジ・アルバム賞」
アルバム『Miho: Journey to the Mountain』(ポール・ウィンターのアルバムに参加)
第55回グラミー賞(2013年)
梯郁太郎(ローランド創業者):「テクニカル賞」
電子楽器の演奏情報の通信規格「MIDI」の制定に尽力し、Sequential Circuits創業者のデイブ・スミス氏と共同受賞