ペコロス岡野(ペコロスの母に会いに行く)
読み : ペコロスオカノ
ペコロス岡野は長崎県立山市出身のマンガ家/フリーライター。
本名は岡野雄一(おかのゆういち)。
母が認知症を発症した後、50代後半でフリーライターになり『ペコロスの母に会いに行く』を自費出版。ペコロスは著者のペンネーム/ニックネームを意味する。
ペコロス岡野の由来・意味
ペコロスは直径3~4cmの大きさの小型のタマネギを意味し、密植栽培で生長を抑えて育てられる。ペコロスは日本独自の言葉。ペンネーム/ニックネームのペコロスは小柄な体型であることと、ツルツルの頭が由来となっている。
『ペコロスの母に会いに行く』
『ペコロスの母に会いに行く』は父が亡くなった後に認知症を発症した母と、息子であるペコロス岡野氏の日々を優しいタッチのイラストで描いた4コママンガ。
少しずつ色々なことを忘れていく母を受け入れ、日常のささいな出来事を笑いをまじえつつ描き、読んでいると優しい気持ちになる、泣けると話題になっている。
長崎のタウン誌で連載され、自費出版した後にFacebookや口コミで話題となり映画化もされる。
「忘れること、ボケることは、悪いことばかりじゃない」という著者の言葉の通り、本著は介護の辛さを描いたものではなく認知症を受け入れ優しく見守る日常を描いている。