へなぎ(へなぎサイクロン)
読み : ヘナギ(ヘナギサイクロン)
「へなぎ」とはプロサッカー選手で元日本代表の柳沢敦のこと。
基本的に蔑称であるが、わりと愛されている気もする。
へなぎの由来・元ネタ
「へなぎ」とは「へたくそな柳沢(やなぎさわ)」を略したもの。
柳沢と言えば1998年から2006年まで日本代表として活躍し57試合に出場、17得点を上げている。柳沢がこのように呼ばれるようになったのはいくつか理由があるが、中でも最も有名で印象的なのはやはり2006年ドイツワールドカップ・クロアチア戦で無人のゴールを目の前にしてシュートを外した世に云う「QBK」であろう。このエピソードに象徴されるように柳沢は「ヘタ」というイメージがついているためこのような呼び方をされている。
へなぎサイクロン
これはへなぎこと柳沢敦選手が放ったシュートの名称。同様のシュートのことをこう呼ぶこともある。
これは2003年のセネガル戦において中田英寿からのパスを受けた柳沢敦が放ったシュートである。絶好の位置でパスを受けたが柳沢のシュートはあろうことか真上に飛んでしまい、チャンスを逃してしまったのである。この真上へ高く上がったボールを見て「サイクロンだ」と思った人間が数多くいたのである
「サイクロン」というのはファミコン用ゲームキャプテン翼2で登場した翼くんの必殺シュートである。自ら真上にボールにバックスピンをかけて蹴りあげ、落ちてきたボールをドライブシュートするという技である。最強のシュートの一つとも言われるこのシュートが同じように真上に飛んだ「へなぎサイクロン」の元ネタとなっているわけだが、柳沢が落ちてきたボールをゴールへ叩き込むことは無かった…。