ジェネリック家電
読み : ジェネリックカデン
ジェネリック家電は安価で購入できるノーブランドの商品
まずはよく使われているジェネリック医薬品から解説し、その後でジェネリック家電について解説。
ジェネリック医薬品の意味・由来
欧米では同じ成分を持ちながら特許が切れた医薬品を後発メーカーが安くで販売する場合、商品名ではなく薬剤の一般名を用いることが多いことからジェネリック医薬品(Generic Drugs)と呼ばれるようになった。ジェネリックは「一般的な、商標登録されていない(ノーブランド)」を意味する英単語「Generic」に由来する。先発医薬品に対して後発医薬品とも呼ばれる。
ジェネリック家電の意味・由来
ジェネリック家電はノーブランドで価格が安いにも関わらず、有名メーカーの製品と同等程度の機能を持つ家電製品を意味する。商品名ではなく品目名でのみ表示される商品をジェネリックブランド、またはノーブランドと呼ぶ。ジェネリックブランドはブランド名を外すことで、広告・包装にかかる費用などをカットして低価格での販売を可能にする。扇風機、ドライヤー、コーヒーメーカーなど一般的な品目名を用いるのがジェネリック家電やジェネリックブランド。
ジェネリック家電はホームセンターやディスカウントショップなどで主に販売されており、大手家電メーカーのブランド名がついた商品ではなくノーブランドであるため安くで販売されている。
ジェネリック医薬品は同じ成分でも特許が切れたことによって安くで販売することが可能になるが、家電製品の場合は特許切れによるものではなく模倣品であると指摘されることもある。