このまま眠りつづけて死ぬ
読み : コノママネムリツヅケテシヌ
「このまま眠りつづけて死ぬ」はTwitterで突如としてつぶやかれるフレーズ。
主に長期間つぶやいていなかった人から突然つぶやかれるもので、「#nemuritsuzuketeshinu」というタグが付けられる。
何も知らない人が見ると心配してしまうフレーズである。
このまま眠りつづけて死ぬの元ネタ・意味
このフレーズは『このまま眠りつづけて死ぬ』というWebサービスによる自動ツイートである。一定時間Twitterで発言、あるいはリツイートがなかった場合に自動的にこのフレーズをツイートするというサービスで、1時間から999時間の間で自由に設定して誰でも使うことができる。
そしてこの「このまま眠りつづけて死ぬ」というフレーズ自体はこのサービスの作者が目黒寄生虫館で見つけたフレーズが元ネタとなっている。
目黒寄生虫館はその名の通り東京都目黒にある世界で唯一の寄生虫の博物館である。様々な寄生虫が展示してあるわけだが、このフレーズについては『ガンビアトリパノソーマ』の展示について登場する。この寄生虫をツェツェバエというハエが媒介することによって感染するのがアフリカ睡眠病という感染症であり、別名「催眠病」「眠り病」とも呼ばれている。はじめは発熱や頭痛などといった症状からはじまり、貧血や心臓・腎臓などの疾患を示す。さらに悪化すると神経疾患を引き起こし、錯乱や躁鬱のような精神障害が現れ、睡眠周期が乱れて昼夜が逆転、そうするうちに意識が朦朧としだしやがて昏睡状態になって死に至るというなかなか恐ろしい感染症である。
引用元:http://xdenpax.com/meguro-parasitological-museum.html
眠ってしまってそのまま死に至る、まさに「このまま眠りつづけて死ぬ」のである。結構シャレにならない病気であるが、展示のフレーズが「死」を扱っている割には妙にシュールで面白かったということでサービスが作られたというわけだ。自動ツイートのサービスなので登録しておけば勝手につぶやかれるが、もちろん自分でフレーズを打ち込んでつぶやいても良い。眠たくなったら「このまま眠りつづけて寝る」などとつぶやく人もいる。