乗るしかない このビッグウェーブに
読み : ノルシカナイコノビッグウェーブニ
「乗るしかない このビッグウェーブに」は世の中、特にネット上で何か大きな祭が起こった際に参加するしかない、という意味で使われるフレーズ、およびAA。
乗るしかない このビッグウェーブにの元ネタ
このフレーズは2008年7月11日に日本で初めて発売されたAppleのスマートフォンiPhone3Gの行列に並んでいたとある人物の言葉である。
当時大きな話題となっていたiPhoneの発売、原宿表参道のソフトバンク前では多くの人が徹夜で行列を作っていた。テレビのニュース番組でもこの行列は取り上げられ、並んでいた人へのインタビューも各局で放映されていた。その中の一つテレビ朝日系列のスーパーJチャンネル内で放送されたのがタンクトップで腕にはタトゥー、サングラスになんと言っても印象的なモヒカン姿でインタビューに答える男性である。見た目のインパクトだけでもすごいこの人物がインタビューに答えて言ったのが「世界的ですもんね 乗るしか無い このビッグウェーブに」というものであった。
見た目そのまんまのなかなかファンキーなセリフは視聴者に大きな衝撃を与え、その画像はネットでも様々なところで貼られ広がっていった。その風貌は非常に印象的であり、しかも他局のニュース映像でもインタビューに答える姿が放映されるなど、iPhoneの発売騒動を象徴するような人物となった。
実はこの人物はタレントとしても活動しているBUTCHという人物で、その後のiPhoneやiPadなどの発売の際にはいつも行列で目撃されている。
2013年6月のWWDCで発表されたMacの新OS『OS X Mavericks』の「Mavericks」はカリフォルニア州にある「大波」で有名な地名が由来となっている。まさしくビッグウェーブであり、ついにApple側がこの発言に乗っかってきたというわけ…か!?